居酒屋:真酒亭@富山市
富山というところは日本有数の魚の獲れるところであり、かつ地酒も豊富なことから、居酒屋の多い地である。
以前富山市を訪れたとき、「だいどころ屋」という居酒屋に行き、たいへん良かったので今回もそこにしようかと思っていたが、だいどころ屋は知らぬまに店を閉じていた。
それでネットでいろいろと探したところ、「真酒亭」という、居酒屋なのに禁煙という極めて珍しい形態の店があることを知った。そういう店は、酒と料理にこだわりがあり、かつレベルが高いに決まっているので、そこに決めた。
店に入ると、店主から今日飲む酒の予定量を聞かれる。
「とりあえず、5合くらいにします」と答えると、「うちはそんなに出しません。3合半くらいにしましょう。半合ずつ7種類の地酒を出します」とのこと。
…寿司屋で、「うちは居酒屋でないので、このへんでお茶にしましょう」とか言われて、酒の制限が途中で入ったことは何度か経験しているが、居酒屋で酒の量の制限が出たのは初めての経験である。まあ、あんまり飲みすぎると酒の味が分からなくなってくるので、それへの対策なのであろうけど。
酒は銚子に半合ずつ出され、酒がなくなるとツケ台に戻す方式。
酒は流れにあわせて、富山の地酒が主体に出てきます。
肴はやはり富山湾で獲れた新鮮な魚の数々。どれも質がよく、また値段もリーゾナブル。
これらを肴に淡々と飲んでいると、店主が4合まで行きましょうか言い、それで店のオリジナルの「呑喜呆酊(ドンキホーテ)」という酒が〆で出てきた。
樽酒っぽい味だが、さらに洗練されており、ホワイトオークを使ってワイン風な味わいを出しているとのこと。
全部で8種類の酒を飲んだわけだが、いずれも個性が強く、富山の酒の種類の多さ、それに味の多様さがよく分かった。
日本酒好きにはたまらない良店である。
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