牧ノ戸峠~久住山~御池~星生山@平成27年冬
1月末に寒波が到来して、九重は雪がたくさん積もってはいるものの、週末の天気がイマイチの週が続いていたわけだが、2月第2週の土曜日は見事に快晴となり、今までの鬱憤を晴らせるような、素晴らしい景色を堪能することができた。
その登山記。
やまなみハイウェイから見る九重の眺め。
頂上付近の冠雪に加え、この一片の雲もない快晴がよろしい。
登山口から雪がいっぱいだ。
アイゼンをつけて、登っていこう。
牧ノ戸登山口の駐車場は、このように満車である。
県外のナンバーも多く見受けられた。
牧ノ戸登山口からは、いったん沓掛山のピークまで登って、それからは平坦気味の登山ルートに入る。
ずっと、雪道のようだ。
雪山の季節で、牧ノ戸~久住山ルートの最大の見どころは、西千里浜からの眺め。
星生崎と久住山が、西千里の雪原の奥に、翼を広げたように聳える、見事な造形の美が楽しめる。
避難小屋前から見る久住山。
いい具合の雪のつきかたである。
避難小屋前の広場は、雪原となっている。
バックの青空が美しい。
久住分かれから久住山へ。
このあたりから久住名物の強風が吹いているが、それによって雪原には風紋が刻まれている。じつに見事な自然の造形美だ。
今日の久住は登山者が多かった。そのなかで、長崎からのバスツアーでの集団登山の人達の登山風景。
長崎から久住はそうそうと来られないだろうけど、絶好の天気の日に、ツアーが当たった幸運な人たちである。
久住山頂からは、360度のパノラマ風景を楽しめる。
九重山系に加え、祖母傾、阿蘇山、それから周囲の田園風景。
じつにじつに素晴らしい。
久住山を下って、この季節の最大の名物の御池へ。
雪が乗っていて、氷の湖面は見ることができないが、これはこれでいい風景だ。
久住分かれからは今度は星生山を目指す。
雪の時期、雪が豊富なときは九重山系では、私は星生山がいちばん美しいと思う。
地理的に雪の着きが多いので、条件さえよければ、真っ白の山をずっと楽しめる。
雪の時期の西千里浜は、そこを歩くのも楽しいが、星生山の稜線から見下ろす姿もまたよろしい。
星生山山頂からのパノラマ。
一枚目は久住山の眺め。二枚目は大船山の眺め。
この山頂からは、九重の二つのスターを同時に見ることができる。
星生山を下りて、それから下山ルートに入る。
牧ノ戸の駐車場は、車の数は減っていた。
そして午後まで、この雲一つない好天がずっと続いており、本日は素晴らしい登山日和であった。
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