寿司:吉鮨@広島市
年末年始は、山陽山陰各地の美味いものを食いながら、ぶらぶらと旅行することにした。
広島市では相も変わらず、「吉鮨」にて鮨を食う。
肴は、酒蒸ナマコ、煮タコ、浜田港のノドグロ炙り、小鯛おぼろ、炙りミル貝、子持ち昆布みりん漬、穴子焼きトリュフ塩、対馬の鯖あっさり〆、コウイカゲソ、春野菜、梅干し茶碗蒸し、などなど。
どれも素材の良さが際立っている。さらにはじつに繊細な手間をかけて仕事をしており、一品一品の完成度がとても高い。それゆえ酒がとても進んでしまい、どこかでブレーキをかけねば際限なしに飲んでしまうことになるので注意が必要なのは毎度のことでもある。
鮨は、平目、鱚昆布〆、コウイカ、ハマグリ煮詰め、タイラギ、赤身、大トロ、穴子、コハダ、ウニ、アワビ、玉子、カンピョウ巻き等々。
肴も素晴らしいが、やはり鮨はとても美味。どれもシャリのネタのバランスが完璧といってよい。
この鮨を食べると、中国地方随一の寿司店と称されるいわれがよく分かる。
本日は午後6時スタートだったので、一時間ほどは他に客もいなかったことから、店主といろいろと話ができた。
東京の名店で8年修業したのち、江戸前鮨の文化のなかった広島で店を開き、いろいろと苦労はあったものの、店の味と実力が認められだし、いい常連さんたちから支えられ、今の店を築きあげることができた。そして鮨の世界はまだまだ奥深く、さらに研鑽を重ねていることなど。
吉鮨、定期的に通いたい店である。
…ただあんまり広島に来ることがないからなあ。そこがちょっと問題だ。
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Comments
お値段も超広島級らしいですな~(  ̄▽ ̄)
次の同窓会の時はここに行ってみよっと。
ただ近頃冷酒飲むと直ぐにお腹壊すんで安くつくかも。
Posted by: 天ちゃん | January 05, 2015 11:35 PM
広島で若いころを過ごした、和食好きの人ならば、一度は吉鮨は行かんといかんでしょ。
肴、鮨のレベルは、たぶん西日本一でしょうから。
それにここは高いとよく言われるけど、天ちゃん先生行きつけの「京味」「松川」「福臨門」とかに比べると、…たぶんそこまでいかないから、それほど気にしなくてもよいのではと。
Posted by: 湯平 | January 06, 2015 09:56 PM