ミニベロ DAHON Mu Elite インプレッション
自転車を輪行袋に収納して、それとともに鉄道や飛行機を使って移動し、駅や飛行場を起点として自転車旅行する「輪行」は、自転車の行動範囲をおおいに広げることができる。
ただし自転車というものは分解収納してもけっこうな大きさがあり、純粋にそれを荷物と考えるなら大荷物であり、その大荷物を運搬する手間が、輪行のモチベーションの妨げになっている。
そこで輪行のために、容易に運びやすい荷物になれるよう特化したミニベロという種類の自転車があり、来年くらいからは、自転車旅行の幅を広げようと思っていた私は、ミニベロを手にいれることにした。
どれにしようかと思ったが、ミニベロは、ロードバイクとかとは違ってそんなに種類があるわけではない。
そしてミニベロの分野では大元みたいなDAHON社で、ロングライドが出来るスポーツタイプのミニベロは「Mu Elite」しかなかったので、選ぶのは簡単ではあった。
で、そのMu Eliteを田中サイクルに発注し、12月中旬に到着。
なかなか恰好よく、そして折りたためば、じつにコンパクトになる。
ただし到着したはいいけど、この寒さのなか自転車に乗る気はせず、Mu Eliteは3月くらいまでは折りたたんだまま冬眠だなと思っていた。
しかし12月23日の祝日、見事な好天であり、そして寒くなく、いわゆる自転車日和になっていた。
これはMu Eliteに乗らなくては!
というわけで、遠見山にGo.
海沿いの国道10号線をまずは走る。
向いに見える鉄塔のある山が遠見山。
ここからが遠見山への登り。
遠見山の本格的な登りへの入り口。
ここから15%以上の坂が続く。
300mの高さを登って、ゴール。
天気もよく、四方の眺めがよろしい。
山頂からは土々呂方面へ下って行く。
海面の高さまで下ったところをゴールとする。
ここから引き返して、登って行く。
もう一度遠見山へと戻って、それから帰宅。
さて、Mu Elite。
乗った感じは、ロードバイクそのものであった。
はたから見ると、小径タイヤの変な自転車であろうけど、乗ってる自分からはバイクの姿は見えず、踏み込んで進む感触はロードバイク同然だったので、ロードバイク並みの疾走感を味わえた。また自転車との一体感もよいので、100kmくらい走っても、あまり疲れないであろうと思われた。
あとはこの自転車の特徴のブルホーンとバーコンであるが、ブルホーンは違和感なく握れ、使い勝手はよい。
問題はバーコンだな。
バーコンは構造上握ってシフトする必要があり、こまめなシフトチェンジがしにくくストレスを感じた。これは指一本で自在にシフトできる手元変換システムのほうがずっとよい。ただ、ミニベロという分野は、ブルホーン+バーコンの単純+軽量化されたスタイルが適しているとは思う。STIだと、あまりに頭でっかちな気もするし。
しかし、STIのほうが楽なのはわかりきっているし…。
しばしバーコンを試して、やっぱり気に入らなければSTIに変えてみるか。
あ、それと小さなミニベロだから、軽いと思っていたら、案外と重かった。
これは意外であった。
……………………………………
DAHON Mu Elite DAHON社サイト
「自転車」カテゴリの記事
- 定例走行会:三社参りと餅突きと節分(2019.02.03)
- 三社参りサイクリング&光洋(2019.01.05)
- 田中サイクル納会サイクリング&忘年会(2018.12.02)
- 耐暑サイクリング:延岡→高千穂@田中サイクル(2018.08.04)
- 第一回ディスカバリーグルメライド in 児湯(2018.02.18)
「日向・門川」カテゴリの記事
- 世界ジュニアサーフィン選手権@日向市お倉ヶ浜(2017.10.01)
- 日向の桜@日向岬(2016.04.05)
- 花見ポタリング@日豊グリ-ンライン(2015.04.04)
- 梅見ポタリング@三ヶ瀬川沿い県道225号線ルート(2015.03.07)
- ミニベロ DAHON Mu Elite インプレッション(2014.12.23)
The comments to this entry are closed.
Comments