秋の行縢山(2)
11月になり、天候が悪いサイクルに入ってしまっている。
天気は全体的には良いのだが、週末になると天気が崩れるというパターンが続き、今週末もそれである。
天気図で示せば、せっかく高気圧が日本を覆っているのに、大陸側にもう一つ高気圧ができたため、そのあいだが気圧の谷になってしまって、それが雨雲の通り道になってしまっている。
とりあえず、土曜日の午前中は曇りであり、雨は降らないとのことなので、短時間でさらっと登れる行縢山に登ってみることにした。
行縢の滝を見上げると、周囲の紅葉はくすんだ色である。
登山道にはちらほらと紅葉も見かけ、そして頂上へ到着。
先着者が一人居て、その人は外人さんであった。そして私に「お疲れさまです」と日本語で挨拶してきた。外人さんに「お疲れさまです」と返事を返すのも何か変と思ったので、Oh you speak Japanese very well!とまずはこういう場合の定番の返事をした。それからThank you. And I am surprised to see a foreigner at such a local mountain. とか言おうと思ってたら、その前に、「私、日本語大丈夫です」と答えてきた。会話をすると、なんでも日本在住20年というキャリアの持ち主。ま、そういう人でないとこういうローカルな山には登りに来ないでしょうな。
山頂から望む風景は、先々週に比べて紅葉もなかなかの染まり具合。
しかしどんよりした天気のなかなので、あんまりさえないのが残念。
雄岳からいったん下りて、北岳へ向かう。
北岳手前の雑木林は紅葉の美しいところなのだが、今年の染まり具合はあまり良くない。この楓の樹もこれくらいの染まり具合で、もう散っていく雰囲気である。
行縢山の紅葉は、赤よりも黄に染まる樹のほうが染まりが良かった。
県民の森は、紅葉は終わりかけだったが、それなりにいいコントラストで染まっている。
行縢山の祠の奥の展望台から眺める風景。
やはり赤よりも黄がよく目立っていた。
行縢山は延岡のシンボルタワーのようなもので、小中学生の遠足によく使われているけれど、本日は幼稚園生たちの遠足に遭遇した。さすがに山頂までは行かなかったそうで、行縢の滝までだったそうだけど、それでもけっこうな急傾斜を登ってこないといけないわけで、ずいぶんと鍛えられたことであろう。彼らから、さてどれくらいの逞しい山男、山女が誕生してくるのであろうか。
下山すると、ちょうど雨がパラパラと降りだしてきた。
この雨は明日の午前中いっぱいまで断続的に降るみたいなので、やれやれな週末である。
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