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April 05, 2014

寿し おおはた@大阪市北新地

 大阪で寿司を食うなら大阪寿司(いわゆる箱寿司)と思いつつ、大阪寿司は酒の肴になりにくいという印象を私は持っており、いまだに昼食でしか食したことがない。
 というわけで、大阪を訪れたのが夜なので普通に握り寿司の店に行くことにした。
 「寿し おおはた」は、北新地にある寿司店で、勉強熱心な若い店主の頑張りで、近頃人気をあげている店である。とある寿司通氏が、大阪はこの店がいいよと勧めていたこともあり、行ってみることにした。

【白海老】
1

 白海老は、通常の昆布〆ではなく、そのままの白海老に海老醤油をかけたもの。このほうが、白海老の旨味がよく味わえるとのことであり、たしかにそんな感じである。

【甘手カレイ】
4

 甘手カレイは明石あたりで獲れるマコカレイのことだそうである。
 名前のとおり、ほんのりと淡い甘さを感じさせる。

【赤身】
2

 赤身はヅケで。
 握りの形は江戸前の地紙型。
 角が整った、形のよい握りである。

【車海老】
51

 車海老は茹でたてのものを使って。
 海老の香りが引き立っている。

【コハダ】
3

 コハダは浅めの〆方。
 コハダの素材の魅力がよく分かる。

【ウニイクラ丼】
6

 雲丹とイクラは小丼で。豪華感あり。

【穴子】
7

 穴子はふんわりと柔らかく煮られ、握りもそれにあわせて柔らかめ。
 口に入れるととろける食感である。

【玉子】
8

 厚焼き玉子は、中はレア気味になっていて、食感がとても面白い。
 江戸前の厚焼き玉子とは一風変わっている。


 いずれの鮨もネタに工夫が凝らされ、純粋の江戸前とは少々異なる、店主独自の鮨となっていた。
 そしてこの店の鮨は、とくにシャリに特徴があった。
 砂糖を使わず、ブレンドした赤酢を用いて、酢の旨みを強調している。シャリは固めのものをやや暖かめの温度で使っているので、酢の旨みもあいまって、シャリだけでも酒の肴になりそうな個性がある。それに工夫をこらしたネタが組み合わさるので、より魅力が高まっている。

 季節ごとに通いたくなる、大阪の寿司の良店であった。

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