« 大雪の祖母山 | Main | 寿司:月の木@大分市 »

March 08, 2014

雪の大船山

 3月になってようやく暖かくなり、さすがに雪山シーズンも終わりかと思いきや、週の後半にまたも寒波が襲来し、九州の山々にまた雪が積もったとの情報。
 そして、週末土曜日は好天との予報であり、これはやはり登山に出かけねばならないだろう。
 今シーズンは、大船山に登り損ねていたので、大船山へとGo !

【長者原登山口】
1

 長者原の駐車場は2月中旬には雪に埋もれていたけれど、さすがに駐車場周囲の雪は溶けていた。
 しかし登山口近くには、雪が残っていた。

【林道】
2

 登山口からすぐの林道。
 ここに雪が積もっているのは初めて見た。

【登山道】
3

 林間を行く登山道も雪道である。
 枯れ林のあいまに青空がのぞく。

【雨ヶ池】
4

 雨ヶ池に出れば、湿原には雪が積もっている。
 向かいに見える平治岳も、冠雪していた。
 このあたりまで雪道であったが、雪がよく締まっており、トレースもあったのでアイゼンなしで歩いていたけど、下りになったらいきなり転んでしまった。雪道の下りは慎重にならねばと改めて思い知り、ここからアイゼン装着。

【坊がつる】
5

6

 坊がつるは、少しばかり雪が積もっているくらい。
 日当たりのよいところなので、雪の溶けるのが早かったようだ。

【大船山】
7

 大船山はいい感じの雪の積もり具合。
 澄んだ青空に、大船山の鋭い稜線と並行するように、飛行機雲が流れている。

【大船山登山口】
8

 坊がつるから、大船山の登山口に入る。
 長者原から坊がつるまでは雪の上の踏み跡はしっかりしていたが、この登山口からは雪にはツボ足しか残っていない。そしてそれは、どう見ても2人分の足跡しかついていない。
 ということは本日は2人しか大船山に入っていないのか。
 長者原の駐車場の車からすると、本日は長者原から100人くらいの人が山に入っているはずだが、…その人たちはいったいどこの山に登っているんだあ?
 今の時期は平治岳はマイナーな存在だし、三俣山も、久住山も、登るなら他の登山口使うはずだし、どうにも不思議であった。

【登山道】
9

 大船山への登山道は、さらに雪が積もっていて、登山道が底上げされている。
 それで木が近くなり、歩きにくい。

【登山道 五合目】
205

 五合目にはこんな看板が。
 「やおねえな~ よこいよ!」
 ここが大分の山なので、大分弁である。あえて訳せば、宮崎弁だと「てげひんだり~ よくうこっせん!」、英語だと「It’s so hard. Let’s rest !」といったところ。
 ここは最初の展望台みたいなところなので、言葉通りに休むにいいところである。

【登山道】
10

190

 大船山登山道は、段原の手前の道が荒れており、歩きにくいのだが、本日は雪がどっさり載っているので、かえって歩きやすかった。

【段原】
11

 段原から大船山への稜線に出る。
 雪の量も増している。

【登山道】
12

 稜線の灌木は、霧氷になっていた。
 霧氷と雪道を窓にして、その奥に大船山が見える。

【登山道】
13

 高度を増していき、大船山が近付いて来た。この道も普段は岩場の道だが、今回は雪が多く、歩きやすい。

【大船山山頂】
14

 山頂は風が強いこともあり、雪は積もっていなかった。
 でも標識には、このように海老のシッポが。
 大船山山頂からは三俣、久住、中岳等々、九重の主だった山を見ることができる。そのなかで、正面の硫黄岳が一番白く輝いており、雪の量が多いようだ。硫黄岳はいまだに噴煙を上げている活火山であり、地熱も高いからそんなに雪が積もるはずもないのだが、不思議な現象。

【御池】
15

 冬の大船山登山の楽しみは、この凍った御池。
 下りて湖面を渡ってみよう。

【御池】
16

 御池まで下りてみたら、ここまで足跡はあったもの、湖面へ行く足跡はなかった。
 雪は固く締まっていたので、容易に湖面に乗ることができた。

【御池】
17

 御池から大船山を見返してみる。
 このとき、二人の登山者が山頂に着いていた。
 山頂に戻って、その二人に挨拶。沢水から南尾根経由で登って来たそうだ。このあとは立中山に直接ガレ場を下って行き、そこから沢水に戻るそうで、なかなかのツワモノである。…って、そんなルートがあったんだ。
 坊がつるから大船山に登った人は、途中で登山道ですれ違っており、私の予想通り二名であった。
 本日の大船山の登山者は、結局5名だったということになる。
 好天の週末、九重のスター大船山にしては人少なすぎではある。

【坊がつる】
21

 下りは元来た道をたどり、坊がつるに出ると、行きは二張りだったテントが、五張りに増えていた。寒波襲来中、夜はたいへん冷えるであろうけど、たいしたものである。
 そして、外に出ていた人3名はみな若い女性であった。

 登山というスポーツが、定年退職後の中高年の御用達みたいなものになって久しいけど、近頃は山ガールという種族が新興勢力になっている。彼女らは、逞しいなあ。


Taisenlog

|

« 大雪の祖母山 | Main | 寿司:月の木@大分市 »

登山」カテゴリの記事

Comments

消えた登山者の怪~九重バージョン~?!

わたしが推理するに、長者原からのほとんどの登山者は
すがもり越&三俣山を目指したのではないでしょうか。
大曲Pは駐車台数が限られていますし。

寒さの中、坊がつるの山ガール達は頼もしいですね。
わたしも以前は、「九州では山ガールのはしり」と周りから
評されていた時代があったんですよ。
信じてもらえないかもしれませんが(笑)

Posted by: しゅぷ~る | March 11, 2014 08:06 PM

元祖山ガール、しゅぷーるさん、来訪ありがとうございます。
たしかに三俣山もよい具合に雪が積もっていたので、(じつは翌日登りました)、三俣山にけっこう流れた可能性ありますね。
今シーズンの九重は、いずこも見事な雪山となっておりました。

翌日は大曲から三俣山に登ったのですが、その途中で坊がつるから北千里経由で下山中の山ガールと出会い、「寒かったでしょう」と尋ねたら、「2週前の大雪が積もっていたときに比べればたいしたことなかったです」とのことでした。鍛えが入ってます。

Posted by: 湯平 | March 12, 2014 08:34 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 雪の大船山:

« 大雪の祖母山 | Main | 寿司:月の木@大分市 »