宮崎の桜@平成26年春
今年の春は寒い日が続いていたせいで、桜の開花が遅れていたのだが、三月下旬に暖かくなった頃から開花しだし、あっという間の勢いで花が開いている。この勢いでは、週末には満開になりそうだ。
週末は土日も雨という予報であり、花見には適していないが、この週末を逃すと桜は散ってしまうだろうから、雨の降るなかドライブがてら桜の名所を訪ねてみることにした。
延岡の桜の名所、愛宕山。
愛宕山の麓の参道は満開の桜並木で、華やかな色どりである。
神話の山愛宕山は桜の名所でもある。
展望所までの道も桜は満開で、展望所から山頂にかけての桜もちょうど時期であった。
愛宕山からは日豊グリーンランドを走行し、途中の休憩所のループ公園。
ここも隠れた桜の名所であり、晴れていたら遠くに日向灘を望むことができて、空の青と海の青と、桜の花がいいコントラストになっていたはず。
宮崎県の有数の桜の名所である西都原古墳群。
ここは菜の花も一面に植えられており、春は桜と菜の花の饗宴が見られる。
黄と緑と桜色が互いに色を競い合う、美しき風景。
これで天気が良ければ、もっと色が鮮やかだったのだろうけど。
ソメイヨシノは集団で咲いてなんぼ、という面があるが、樹が大きくなれるヤマザクラは一本でも十分に景色の主人公になれる。
宮崎の一本桜は、この国富町の「大坪の一本桜」が有名。
…しかし、ヤマザクラはソメイヨシノよりも開花の時期が早い桜であり、ソメイヨシノが満開の今、すでに花は散っていて、葉桜になっているのであった。
残念。
鬼の洗濯岩で有名な堀切峠は、桜の名所でもある。
ただし、ここの桜も大坪の一本桜と同様にヤマザクラなのであり、すでに散っていた。
宮崎で桜見物の日程を組むなら、ソメイヨシノ用とヤマザクラ用に、二つの日程を組まないと本当の魅力は味わえないと実感。
今回の花見ドライブの真打ち、北郷の花立公園。
山の斜面一面に一万本の桜が植えられている、という西日本一の規模を誇る桜の園。
くねくねした山道を走るうちこの斜面が見えると、風景は桜色に染まり感激ものであるが、本日は小雨のせいで風景が霞んでおり、イマイチの風景。
それでも近寄れば、桜・桜・桜の世界に圧倒される。しばし歩けば、桜に酔ってしまいそうな、そういう桜だらけの別世界であった。
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