雪の行縢山
祝日前の月曜日は一日中雨が降っていたが、天気情報によれば、山間部ではそれが雪であり、またもドカ雪になっているとのことであった。
それで近場の行縢山へと出かけてみることにした。
延岡市郊外にある行縢山は、巨大な花崗岩の塊であり、たいへん姿のよい山である。ただし、標高がさほどないことと、その位置から雪は滅多に積もらぬ山なのであるが、今回の大寒波により、うっすらと雪化粧しているのが見える。
登山道を登って行くと、標高700mを過ぎたあたりから、道に白いものが見られだした。
渡渉部を越え、標高800mほどの高さになると、もう雪山の世界である。
行縢山では滅多に見られぬ姿。
雪道をのぼりつめ、山頂へ到着。
今日は冬独特の、とても澄んだ大気で、見晴らしが大変よい。
東を見れば、延岡市市街地、それから日向灘がくっきりと姿を見せる。
雪は北斜面側のほうが深いようなので、北岳へも寄ってみた。
やはり北側のほうが雪が深く、そして粉雪であり、これを踏みしめて歩くととても気持ちがよい。
県民の森まで下れば、東屋も雪化粧。いつもと違う、静かで趣あるたたずまいとなっていた。
雪の行縢山は、美しく、楽しい山となっていた。
世間では迷惑な大寒波であったが、それでもこういう置き土産も残してくれたのである。
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