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February 23, 2014

佐賀の大楠

 佐賀という地名は、奈良時代からこの地が「栄えの国」と呼ばれていたことから、明治に名付けられた。
 なぜ「栄えの国」と呼ばれていたかといえば、この地が栄えていたから、というわけでなく、昔の佐賀は、大きな楠がたくさん茂っており、そのさまがいかにも立派なものだったので、「栄えの国」と呼ばれることとなったそうだ。
 風土記によれば、その名付け親は日本武尊(ヤマトタケルノミコト)とされており、とても由緒ある地名なのである。

 現代の佐賀は、そのようなありし日の大楠の森林は見ることはできないけど、それでも日本武尊の時代から立ち続けていた、歴史ある大楠が、数は少なくともまだ残っており、佐賀に来たついでに、それらを訪れてみた。

【武雄神社】
3

 武雄神社は、武内宿禰を祀った神社。
 日本古代史上最もミステリアスな人物を祀った神社ゆえ、なにかおどろおどろしい雰囲気をまとってそうであるが、外見は普通の神社。
 この神社の奥、歩いて5分くらいのところに御神木「武雄の大楠」がある。

【武雄の大楠】
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 武雄の大楠は樹齢3000年と伝えられる古木。
 幹周りは20mという大木。
 これだけの歳月を経た大木のみが持ちうる、神秘的な雰囲気をまとっている。

【武雄の大楠】
1

 角度を変えた方向からもう一枚。
 観る角度により、さまざまに姿を変える。


 武雄の大楠の次は、「川古の大楠」へ。

【川古の大楠】
5

 竹林のなかの武雄の大楠と違って、川古の大楠は平地に一本だけあるので、よく目立ち、そして開放的である。枝も四方に広く伸びており、膨大な容積を持つ巨木である。

【川古の大楠】
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 近づけば、その威風堂々とした姿ぶりに感心する。

【川古の大楠】
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 この楠は、僧行基が仏像を刻んだという伝えがあり、その仏像は木が傷んだのち、それだけ別に切りだされ、御堂に安置されている。

【川古の大楠】
7

 この大楠も観る方向によって、様々に姿を変え、どれも立派な姿だ。
 大きさからいえば、日本で5番目に大きい木だそうだ。


 楠の県、佐賀にはあと「塚崎の大楠」という大楠もあり、今回は見る機会がなかったが、楠好きの人にとっては、この3本は必見の名木だそうである。

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