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February 01, 2014

和食:黒川荘

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 黒川荘の離れは山荘風のつくりとなっており、高い天井、太い梁、そして囲炉裏がある。
 夕食は部屋食であり、囲炉裏の傍での食事となるのだが、この囲炉裏は雰囲気のための飾りでなく、焼物のときに実際に使うので、食事前に炭を熾す。

【前菜】
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 前菜は、牡蠣焼きマリネ、揚げ蓮根、鳥肝チーズ寄せ、トマト味噌漬、水前寺海苔柚子浸し、蟹小袖寿司など。
 どれも一工夫ある、酒の進む肴。

【椀】
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 椀は水引人参と薄切大根の奥に、蟹の淡雪真蒸。柚子の香りを少々。
 出汁はやや強めでしっかりとした味。
 田舎風とまではいかないが、山のなかの温泉宿として、いい感じである。

【向附】
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 造りは、鯛、カンパチ、水烏賊、車海老。
 こういう山のなかでべつに海魚の刺身を出さなくともとは思うものの、これは地元熊本の天草産のものであり、地元にこだわった食材でもある。

【向附】
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 熊本名物の第一はやはり馬刺し。
 ランプ、フタエ、ヒレ、タテガミ、と種々の部位の盛り合わせ。
 馬はやっぱり馬刺しで食うのが一番。どの部位も独自の美味さがある。

【煮物】
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 煮物は、牛大和煮、人参、蕪、下二田葱。
 熊本名物の第二は、肥後の赤牛であり、素朴ないい味付けである。

【焼き物】
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 焼物は、鰆幽庵焼き、海老芋唐揚げ、柿なますと今までの流れとは変わって、京風の料理。
 もっともこの海老芋は地元産とのことで、海老芋はなにも関西限定というわけではないのだ。

【強肴】
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 この料理で囲炉裏の登場。
 肥後赤牛の炭火焼きである。ほどよいサイズに切られた赤牛を、好みにあわせての焼き加減で食べる。
 …少々、焼きすぎたか。

【御飯】
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 地元小国の新米、炊き立て御飯はたいへん美味しいのであった。

【デザート】
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 小国名物はジャージー牛。そのジャージー牛乳を使ってのプリン。それにアップルパイ。


 九州では有数の人気を誇る黒川温泉では、そこの宿の料理のレベルも高いことで知られている。
 黒川荘の料理は、その評判が確かなものであることが分かる、確かな素材と技術を用いた料理の数々であった。

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