コルク救出法@ベルエポック
宮崎市のフレンチレストラン、ベルエポックで冬のジビエを楽しむ会に行ってきた。
いつもながらの佐々木シェフの繊細で優雅な料理の数々を楽しめた。
その料理のうち、ジビエは、蝦夷鹿と仔鳩を使ったものが二品。
蝦夷鹿と、季節の野菜のサラダ。これをカシス風味で。
プレス産の小鳩のロティ。黒トリュフで香りをつけて。
トリュフの豊かな香りがまず印象的。それに対抗するかのように、鳩の味もまたしっかりとしたものがある。
ジビエ料理は柳家みたいな、「極上の素材を炭火で焼き上げるのみ」というのも大変よいが、このようにクセのある素材に複雑に手を加えたものも、やっぱり独自の魅力があるのであった。
さて、本日は最後のデザートのところでトラブル発生。
持ちこみのデザートワインのコルクが余りに硬くて、スクリューが刺さっていかないのである。こういうことってあるんだ。
せっかくの持ち込みワインをそのような理由で抜栓せずにすませるわけにはいかず、まずは「引いて駄目なら押してみな」の精神で、コルクをボトルへと押し込んだ。
このままでもワインは飲めるはずだが、それでは美しくないとのことで、このボトルに浮かんだコルクを取る道具が登場。
道具の正確な名前は何というのかは知らないけど、四脚方式になった器具を差し込み、ワインに浮かんでいるコルクを確実にキャッチ。
そうしてそのまま引きあげると、コルクは無事にボトルから出るのであった。
この方法は初めて見た。
なにかのときに役に立つかもしれない豆知識を本日GETいたしました。
まあ、こんな道具持っていないし、手に入れる気もないので、ただの余計な知識で終わるに決まっているけれど。
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