サーラカリーナでクリスマスディナー
福岡市に来たので、サーラカリーナでディナー。
この店ではアラカルトで頼むことが殆どなのだけど、今はクリスマスシーズンなので、メニューはクリスマスディナーコースしかなく、久しぶりにコース料理を。
アミューズは、一口で食べられるようにスプーンに載せたものが3つ。黒米ピラフ、キャビアと冷製カッペリーニ、リコッタのパンケーキなど。いつものプレートで出されるものとよく似た感じだけど、これがスプーンに載るとまた新鮮な印象を受ける。
店の実力をよく示す、澄み切った味のコンソメスープに、小さな詰め物パスタ。
生ハムは蝦夷鹿と牛。山羊のチーズと野菜のサラダ。
メインの魚料理は、鰆、平目、鮪、タラバガニ、紫ウニの食材を使って、丁寧に手を加えて、小さくまとまった、美しい料理が皿に並ぶ。
サーラカリーナならではの、一枚の水彩画のような、芸術的な料理である。
最初のパスタは、オマール海老のラビオリにトマトとバジリコソース。
続いてのパスタは、白トリュフとブラウンマッシュルームのラグー。
トリュフをかけているところから、濃厚なトリュフの香りがテーブル中に漂う。
白トリュフ、置いているだけでもじつはいい香り。
このトリュフ料理がパスタだけなのももったいないので、追加でリゾットを頼んだ。
香ばしいチーズのリゾットに、さらに香りを高めあうトリュフが合わさり、なんとも豊かな香りを楽しめるリゾットの出来あがり。
メインの肉料理を、ここはストレートに尾崎牛の炭火焼。
とても上手な火の入れ方であり、尾崎牛の良さが十二分に味わえる。
デザートはクリスマスケーキとのことらしい。
ホワイトチョコレートは雪に見立てているようだけど、円筒形のケーキはサンタの煙突?
久々のフルコースであったが、いずれの皿も繊細にして丁寧なもの。
サーラカリーナの醍醐味を味わえた、素晴らしい料理の数々であった。
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