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November 03, 2013

祇園よねむら@京都市八坂

 丹後からはいろいろな名所に立ちよったのちまた京都市に戻り、京都の寺院の夜景を楽しむ予定であったが、あいにくその日は終日雨であり、どこも立ちよることなくだらだらと運転し京都市へと着いた。

【知恩院】
01

 11月に入って、京都の有名寺院ではライトアップが始まる。
 知恩院の大山門もライトで照らされ、黄金色に輝き荘厳な雰囲気である。
 ただし、夜も雨が降っており、傘さして境内を歩く気にもならず、八坂神社方向へと向かって、本日の夕食の「祇園よねむら」へ。

 「祇園よねむら」は、創作系のフランス料理で有名である「祇園おくむら」で修業したシェフが独立して開いた店で、入ってみれば店のつくりがそっくりである。料理の傾向もよく似ていたが、支店というわけではないらしい。

【コンソメスープ】
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 寒いなかを歩いて店に入ったのち、まずは温かいコンソメスープ。
 旨みたっぷりでいながら、澄みきった、キレのあるスープ。この時点で、店のレベルの高さが分かる。

【オードブル】
2

 オードブルは、小さな料理がいくつも形よく、懐石八寸風にプレートに並べられている。
 創作系和食と言われてもいいような感じであり、じっさいこの店の料理は和の要素がよく入っている。
 さすが、京都の地のフレンチである。

【パン】
1

 自家製パンは見た目からして非常に美しい。
 小麦粉の味と香りも濃厚で、食感もやわらかくてよろしい。

【第一の皿】
3

 カニクリームコロッケとビーフシチュー。
 洋食店風な料理であるが、味付けはとても繊細である。

【第二の皿】
4

 甘鯛とホタテとイチジクに生ハムを乗せたもの。
 少々サイズは大きめであるが、これはぜんぶいっぺんに一口で食べるのが最も美味しい食べ方。
 個性強い素材が、甘さ、塩味、旨さを強調しながら、やはて口のなかでほどよく調和する。

【魚料理】
5

 伊勢海老とムール貝、牡蠣、松茸、茸類がどっさり入った贅沢なブイヤベース。
 どの素材も出汁の味と香りが強いので、それらが重層的にあわさり、全体としてとても個性の強いブイヤベースのできあがり。

【パスタ】
6

 御凌ぎみたいな感じの料理。
 蟹をのせた冷製パスタと、雲丹をあわせたもの。
 雲丹をパスタにかけて、混ぜて食べれば、これもまた贅沢な秋の味覚が広がって来る。

【肉料理】
7

 地元の和牛のロティは、食べやすいサイズに切られ、山葵とともにいただく。
 あっさりした肉質で、このコースのメインの〆としてよく合っている。

【じゃこ御飯】
8

 〆は、じゃこ御飯かカレーライスが選べる。
 牛のあとはカレーはきついので、ここはじゃこ御飯で。
 フレンチでじゃこ御飯というのも少々変だが、この店ではこれでいいのである。

【デザート】
9

 デザートはグレープフレーツのゼリーにアイスクリームが乗ったもの。
 デザートは別腹とはいうが、けっこうな量がありました。


 フレンチというのはいろいろなスタイルがあるけれど、この店は和食のレベルが高い京都ならではの、和の良さをふんだんに取り入れた、京都スタイルといってよいような料理を出している。
 こういう多彩で、繊細なフレンチは、和食を好む人にとって、とても受けるものだと思い、私もたいへん気にいった。

 ところで、この店、オープンキッチンスタイルのカウンター内で多くの料理人が働いているのだけど、そのなかに一人だけ浮いていて、あやしい雰囲気をまとっている人がいたが、…店を出るときの挨拶で、その人が米村シェフというのが分かった。こういう人をカリスマシェフというのだろうな。

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