ツールド佐伯2013 Sコース (前半)
九州一広い市である佐伯市を一周するツールド佐伯には、一周かつ大分の名勝地である鶴御崎を訪れるSコース(190km)があり、たいへん魅力的である。
しかし昨年は制限時間が8時間半であり、休憩時間とかを考えると実走行時間は7時間ほどであろうから、190kmをAv27 km/hで走る必要があり、これは自信が持てないのでパスして160kmのAコースに参加した。
ところが、完走率が低かったのかどうかは知らないが、今年2013年はスタートが8時に変更になり、制限時間9時間である。ならば、190kmをAv25 km/hで走れば完走できることになり、これなら私でも十分に手が届くであろう。
というわけで、Sコースに参加することにした。
本日は、まさに秋晴れの典型のような好天であった。そして、今年は気温が高いのでそれを心配していたが、秋らしい爽やかな気温である。しかも吹く風は涼しく、絶好の自転車日和であった。
スタート地点にはサイクリストたちが集っている。
スタートを待つ緊張のなか、見つめるスターターの号砲とともに、午前8時ジャストにスタート! のはずだったが、号砲前に花火が轟音とともに景気良く打ち上がり、少々ずっこけた。
S組先頭集団はあっという間に道路を駆け抜けて行く。自転車の隊列はほどよく伸びていくうち、いくつかの集団が出来、私もそのうちの一つに入って巡航。
さすがにS組の人たちは速く、時速40km超で巡航。一つめの轟峠まで私もいいペースで走られたが、下りで集団から脱落。下りの傾斜を全力でペダル回しながら下る人たちに、私がついて行けるわけないのである。
一つめのASを過ぎたあたりから、コースは海岸線に入る。
ツールド佐伯名物の潮風が向かい風となって、速度はどうしても落ちてしまう。
それでもこのあたりはまだ集団がいくつも走っており、私はその一つに便乗して、風をよけさせてもらいながら走った。時速は35kmほど。先頭者はこの向かい風のなか35kmで走ってるのだから、相当な脚力だな。
佐伯の海岸線はリアス式なので、適度にアップダウンがある。
そのうちの最も大きな峠となる空の公園への登り道は、右手に豊後水道を望む眺めのよいところ。ペダルも気持ち良く回る。
第二ASの空の公園へ到着。
好天のもと、見事な光景が広がっている。
眼下の青い海に、緑の島々、はるか水平線方向には四国の佐多岬も見える。
空の公園から下りたのちはまた海岸線の道になり、強風との戦いとなる。
いい風除けは来ないかな~と思いながら走るも、横を追い抜いて行くのは単独の人ばかりで見送ること続くうち、S組とA組(160km)の混成隊が来たので、ありがたく便乗。
…というか、50km地点でもうA組に追い付かれてしまったのか。
県道604号線の分岐点で、S組とA組は別れ、S組は右手の鶴御崎方面へ。ここからは風の向きが変わり、少しは楽になる。
そして鶴御崎灯台への取りつきの道に入ってから、道の傾斜は強くなり、3つめの峠の開始である。
一定の傾斜の道を地道に登って行くと、やがてゲートが見えて来た。
やれやれ、これで一段落と思いきや、この後もアップダウンが続くのであった。
ゲートからしばらく走ると、鶴御崎灯台が見えて来た。
ここからはいったん下って、また登ることになる。
ということは灯台からの帰りは、また下って登ることになるわけで、まったくうれしくない下りであった。
コースはそのまま灯台へ、と思っていたら、灯台手前の休憩所に誘導された。
とりあえずここで一休み。
今回のツールド佐伯の特記すべきことはエイドステーションの補給食の充実ぶりである。各エードには、飲料水(水、スポーツドリンク、コーラ)、菓子、バナナが常に置かれており、さらに佐伯の名物が必ず一種類以上置かれていた。鶴御崎ASでは揚げたての揚げパンであり、横のワゴンがパンを揚げていた。
鶴御崎灯台そのものはコースには入ってなかったのだが、これに行かないとSコースに参加している意味もないので、短い距離ながら激坂を登りつめ灯台へ。
全コース中、ここが一番の激坂だったな。
灯台の裏には展望所があり、そこからは広々した海原が見渡せる。
ここより東にはもう九州はない、九州最東端の、素晴らしい風景である。
鶴御崎からは県道604号線を折り返し。
もうこの頃にはS組はバラけきっており、列車走行できるような集団はもう走っていなかった。
ところで普通の風景であるここで、なぜ自転車をおりているかといえば、シフトチェンジに失敗して、外れたチェーンを戻したからなのであった。それでついでに写真を一枚。
コースの中間点であり、昼食会場である吹灘防災公園に到着。
時刻は午前11時58分。4時間で中間点まで来られたのは、まずまずのペースである。
アスファルトの上に大の字になって寝ている人も数人いて、既に疲れ切った人もいるようであった。
今年のツールド佐伯は地元名物満載であったが、ここでは「利休丼」。新鮮な海産物を使ってのヅケ丼である。「りゅうきゅう丼」とも言います。
これはツールド佐伯の定番「ごまだしうどん」。
佐伯には、このほかにもいろいろと名物料理があり、料理の豊富な地である。
海の幸、山の幸の豊富な地ゆえでありましょう。
焼き魚は焼きたてのものを。
イワシにシシャモにアジ。塩分の補給にもってこいの食材である。
ご当地名物、全種類食べたいところであるが、まだまだサイクリングは残っているので、利休丼とイワシに留めておく。これ以上食べると、胃がもたれる。
カロリー補給と水分補給を適度に済ませ、ストレッチ体操で筋肉をほぐし、さて再出発。
時刻は午後12時15分。
残り97kmを4時間45分以内で走れば、時間内完走である。Av21km弱でよいから、これは楽勝♪ と思った。
しかながら、後半はコースの設定上速度が乗らず、さらには事故に巻き込まれたりして、気楽なサイクリングというわけにはとてもいかなかった。
→(後半)に続く。
【Résumé(まとめ)】
Saiki ville est celle qui est plus large de Kyushu île.
Il y a beaucoup de montagne, et la face à la Bungo voie de mer, car la nature est abondante.
En utilisant le terrain complexe, compétition de vélo pour faire le tour de la ville est ouvert.
J'ai également participé en automne.
J'ai parcouru le 190 kilomètres course. Il ya un certain nombre de la passe, et le vent qui souffle de la mer est fort de face.
Bien que le parcourse est très dur, je me suis amusé vraimennt.
「自転車」カテゴリの記事
- 定例走行会:三社参りと餅突きと節分(2019.02.03)
- 三社参りサイクリング&光洋(2019.01.05)
- 田中サイクル納会サイクリング&忘年会(2018.12.02)
- 耐暑サイクリング:延岡→高千穂@田中サイクル(2018.08.04)
- 第一回ディスカバリーグルメライド in 児湯(2018.02.18)
The comments to this entry are closed.
Comments