寿司:福寿司@佐伯市
佐伯市は海産物が豊富に取れることから寿司が好まれる地であり、寿司店も多い。その佐伯寿司を世に広めようと、市あげて佐伯の寿司は世界一と宣伝している、非常に心意気の高い市である。
そして今回のツールド佐伯では、「寿司1000円券」というものが景品についていて、協賛店ではこの券が使えるそうである。この類の景品は使わずに、そのままどこかに消えるパターンが多い私であるが、寿司券なら普通に使える。というわけで、夕食用に活用してみよう。
ところで「佐伯寿司」というものは、べつにこれといって決まったフォームがあるわけでない。佐伯の寿司店は、新鮮な海産物を使って、それぞれに独自に工夫をこらして寿司を出しており、あえてそれらの共通項を言えば、コストパフォーマンスが良い、ということになろうか。
その協賛店は、数多くあったが、そのなかに「福寿司」があったので、何年かぶりに訪れてみた。ベテラン鮨職人である店主におひさしぶりですと挨拶。今日はサイクリング大会で来ました、明日190km走る予定です、とか話し、190kmの距離に驚く店主に、ロードバイクだと190kmくらいは普通に走れる距離ですとか説明。…まあ、走行時間を考慮に入れなければの話なのではあるが。
ビールを頼んで、まずは肴を造りでおまかせにて。
雲丹は北浦産の赤ウニと、それに北海道の紫ウニのハイブリッド。二つ合わせることにより、さらに旨みが増すそうだ。鯛、鯵、鯖、トコブシは地元のもの。ブリは佐伯のものはまだ脂がのっていないので、北海道のものだそうだ。
このあと、ブリとイサキの腹身の炙りで酒を飲み、それから握りをおまかせで。
白身、イカ、タコ、鯵、鯖、中トロ炙り、赤貝、海老、ブリ、金目、カニ、雲丹軍艦、穴子などなど。
白身系は塩とカボスを使い、新鮮な白身の甘さを強調。青身系はあまり〆ずにあっさりとした感じで。
寿司種は地元のものに特にこだわっているというわけでもなく、地元のものより良いものがあるなら、それも取り寄せて、全体としてレベルの高い鮨を出すという感じで握っている。
キンキにキンメは東北産で、脂のよくのったものであった。
ネタは厚めでその個性をより強調し、そしてシャリは酢と甘みがよく利いておりこれも個性的。それぞれが個性を主張しあう、いわゆる正統的な地方寿司であり、江戸前寿司とかに慣れている人にはけっこう新鮮な感じがあるのでは。
時間がたつにつれ、店は満員に。地元の人や、県外の常連客、それにサイクリング大会参加者等で賑わっており、いつもながらの人気店である。
私はビール2杯と熱燗2合に留めて会計。旨い肴に鮨をアテに、まだ飲みたいところであるが、明日はサイクリング大会なので、ここは鋼の意志で切り上げるのである。…って、国東やしまなみ等、サイクリングの前夜の記事では、いつも同じようなことばかり書いている気がする。
佐伯市の寿司店は、福寿司を始め、デカネタで有名な店や、細工系の鮨で有名な店など、特徴ある店がいくつもあり、寿司の探究心あるいは好奇心の強い人などにとっては、佐伯は幾度も幾度も訪れるべき価値のあるところだと思う。
【Résumé(まとめ)】
Saiki ville a un bon port, car c'est une ville que obtient depoisson frais en grandes quantités.
En utilisant les poissons, il y a beaucouop de sushi restaurant en Saiki ville.
Chaque restaurant est ce qui donnent le sushi caractéristique.
Parmi eux, j'ai visité “Fukusushi” où est le le plus cunnu dans ce ville.
En plus de poisson frais local, et des bons matériaux réuni de diverses région sont offri par le restaurant.
Tous cuisines sont délicieux, et sushi est également délicieux.
Je me suis amusé cuisines, et sake, et conversation. C'était un bon dîner..
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