« 東北旅行(1) 閖上→石巻→南三陸 | Main | 東北旅行(2) 南三陸町→気仙沼市→陸前高田市→釜石市→盛岡市 »

September 20, 2013

南三陸ホテル観洋

Minamisannriku

 2011年の大震災のとき、夜が明けたのち、三陸の町を空中からとらえた中継映像がニュースで流され、そこには変わり果てた町の姿がいくつも映されていた。
 そのなかで南三陸町、地盤沈下で冠水し、街が瓦礫で埋め尽くされているなか、街外れにあるホテルが一軒のみ無傷の姿で立っていた。
 なんと頑丈な構造物であることかと私は感心した。
 そしてこのホテルは避難所として利用され、着の身着のままで逃げて来た被災者たちの安心して過ごせる場所となり、従業員達は献身的にそのfollowを行ったという。
 ここは、そういう日本の底力の象徴のようなホテルであり、今回の旅行ではぜひ訪れたいと思い、宿泊。

【ウミネコ】
3_2

 このホテルは太平洋に面しており、そして周囲にはミャーミャーというウミネコの鳴き声がさかんに聞こえる。よほど餌となる魚の豊富な海とみえる。
 そしてウミネコたちは人間にも慣れており、部屋の窓の外にしょっちゅう訪れていた。

【夕食】
Din

 夕食は、海の傍のホテルゆえ、海の幸のオンパラードが最初にずらりと並びます。

【鮑の地獄焼き】
1_2

 活き鮑をそのまま焼き上げる、鮑の地獄焼き。
 活き鮑が豊富に手に入る地方ならではの料理である。

【フカヒレ】
2_2

 大震災のとき、フカヒレの大産地である東北の港が機能しなくなってしまったため、世界的にフカヒレ料理が供されなくなり困ってしまったという話があったが、今ではちゃんと定番料理となるまで、漁が復活したようである。

 大箱のホテルであるが、料理はなかなかのレベルのものであった。
 そして、このホテルの名物には温泉があり、太平洋を前にしての広い露天風呂はたいへん気持ちのよいものであって、温泉のみに立ち寄る客も多いのもよく理解できた。

【夜明け】
4_2

 ホテルは東に向いているので、朝には当然太平洋から昇る陽が見られる。
 日の出をホテルも名物にしており、ロビーには日の出の時間が書かれていて、その時にずっと海を見ていたのだが、残念ながら雲が水平線にかかっていたので、まっとうな日の出は見られなかった。
 まあ、いつかまたここを訪れ、素晴らしい日の出を見ることを期待するということで。

|

« 東北旅行(1) 閖上→石巻→南三陸 | Main | 東北旅行(2) 南三陸町→気仙沼市→陸前高田市→釜石市→盛岡市 »

旅館」カテゴリの記事

Comments

ムウ、感動的です。

灰燼と帰した街からの復活劇。。。

百年戦争と第二次大戦のEUは別としてもアジアこそ、このような風景がこころを打つのであります。。。

Posted by: 天ちゃん | September 29, 2013 at 12:11 AM

復興はまだ始まったばかりで、まだまだまだですよ。
でも、東北で私たちが今まで経験したことがない、「新しい、大きな事業」が始まっていることは実感できました。
その物語の経験者になるためだけでも、東北に行く価値はあると思います。

Posted by: 湯平 | September 30, 2013 at 09:11 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/88430/58277442

Listed below are links to weblogs that reference 南三陸ホテル観洋:

« 東北旅行(1) 閖上→石巻→南三陸 | Main | 東北旅行(2) 南三陸町→気仙沼市→陸前高田市→釜石市→盛岡市 »