鮨久保田@西中洲
西中洲にある「鮨久保田」という店の存在を私が知ったのは1年ほど前。ある寿司店での雑談時に、市内の某寿司店主2名が、忘年会で1次会、2次会と飲んで、相当に出来あがったのち、「まだ飲み足りない、そうだ久保田が開いているぞ~」と、深夜に3次会で乱入して騒いで楽しかったと、その当の乱入した店主から聞いて、私は久保田という店を知り、さらにその店が深夜まで営業しているという情報も得た。
私が福岡市に夜遅く着いたときは、真っ当な寿司店はほとんど閉店しており、夕食はたいていは居酒屋を使うことになっていた。しかし、本職が使うような寿司店なら真っ当な寿司店であろうし、さらに深夜まで営業しているとなると、貴重な店である。
それで一度訪れてみたら、やはりなかなかいい店だったので、重宝させてもらっている。
肴は、造り各種、鰯をいろいろな薬味で海苔で巻いたもの、秋刀魚の炙りに肝の裏漉しを和えたもの、などなど。店主は東京のすし匠系統の店で修業してきたため、肴はけっこう手の込んだものが出てくる。
そして上物のアン肝も出てきた。このアン肝は余市の産で、九州では安春計しか使っていなかったのだけど、この美味さがだんだんと評価され、今では夏場でも他の店でも出てくるようになった。各店で調理は異なっており、それで店によって幾種類もの味わいが楽しめる。
握りはだいたい江戸前である。
このシンコ2枚ヅケも、しっかりと〆られている。
ただ修業先の鮨そのものというわけではなく、福岡のネタにも合うようにと、いろいろとシャリをいじり、試行錯誤を重ねているところだそうだ。
〆の巻物は干瓢巻にしようかなと思ったら、太巻き、というか中巻きが店の自慢だそうで、それにしてみた。いろいろな具が使われ、華やかなものである。〆の鮨として、存在感あり。
一通り食べて飲んで、終わるころには日付が変わっていた。
寿司店は仕入れがあるので朝早く、これじゃ大変でしょうと尋ねると、若くて体力あるうちは頑張っていきます、とのこと。
そういうわけで、頑張り屋の若き店主の、新進の寿司店。これからもおおいに期待できる店である。
【Résumé(まとめ)】
“Sushi Kubota” est un sushi restaurant que exsiste en Nishinakasu de fukuoka ville.
Maître du restaurant a entrainé au Tokyo et il fait susi dans edo mode.
Il fait encore amuse-gueule dans le même mode, donc on peut boire bien avec eux.
Ce reataurant est ouvert jusqu'à le minuit.
Au fukuoka ville, si on a envie de manger un sushi délicieux en minuit, on doit aller à “Sushi Kubota”
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Comments
これはいいっ!
深夜までやってて全うな仕事してる店って東京もなかなかないっすよ。
一回覗いてみるかな。
Posted by: 天ちゃん | August 26, 2013 11:42 PM
この店、6席しかないけど、2回転目以後の10時過ぎくらいからなら当日でも予約が取りやすく、使いやすい店です。
鮨に関しては、さすがに田可尾レベルまではいってませんが、好感の持てる鮨を握っております。
Posted by: 湯平 | August 27, 2013 11:03 PM