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August 05, 2013

コミック:かもめ☆チャンス (著)玉井雪雄

Kamome_3

 自転車プロロードレースは観ていてたいへん面白い競技である。
 競技者が一般人からすると人間業とは思えぬパフォーマンスを示すし、さらにはレースの組立てが、知略の限りを尽くす頭脳戦であり、レース全般がとてもスリリングである。それで深夜にツールドフランスが生中継されているときなど、画面を見ていて止められなくなり、寝不足に陥る人は数多い。

 ただし日本ではプロによる自転車レースはまだマイナーな存在であり、その魅力は一部の人にしか知られていない。
 それでも自転車レースというものを知らない人にも、この漫画「かもめ☆チャンス」は、そのリアルで丁寧な書き方から、自転車そしてレースの面白さが十分に伝わってくる秀作である。


 地方銀行マンの主人公は、自転車には興味などなかったのだが、ひょんなことから乗鞍ヒルクライムレースに挑戦せねばならない羽目になる。そこで己の限界を超える力を発揮した彼は、そこで自転車の魅力を知る。
 自転車に乗り続けるうち、主人公の周りには、変人ばかりが集まってくる。主人公は「どうして自分の周りには変人ばかり寄ってくるのだろう」と嘆くのだが、そのうちどうも自分には変人を引き寄せる何かがあるのではないのかと自問するようになる。それはじつは、主人公に人徳と、それに自転車の特殊な才能があるからだったわけだが、そうしていろいろな紆余曲折のうち自転車チーム「ブルーシーガル(青いカモメ)」が結成された。
 チームの面々は揃いも揃って変人ばかりであり、そしてじつに個性的である。
 このメンバーは、みな自転車は強いが、それぞれ自分の人生に影を持っており、その影が彼らの自転車の力を上げたり、あるいは下げたりしている。この影ある人生と、それに自転車のレースの進行が、微妙に交差しながら話が流れる。
 そのレースでは、チームはなにしろ個性的な者ばかりなので、つねに戦略が破綻しがちになる。自転車レースというものは、どんなに脚力のある圧倒的なエースがいても、チームプレイが機能しない限り、絶対に勝利することはない。ばらけがちなチームを、なんとか主人公と監督の力でまとめあげていき、レースは進んでいく。

 作中で、メンバーの一人が「全ての競技者は、フランスを目指す」というように、ブルーシーガルの目標は海外参戦であった。
 現実の話では、日本人チームというのは実力が低く、まだまだそれは夢物語なのであるが、作中では、その海外挑戦への段階にようやく入ったところで、今週最終回を迎えた。
 どうせなんだから海外戦までやってくれよと読者としては言いたくなるが、でも、話全体としてはここで終わったほうが、まとまりは良いとは思う。

 5年間連載を楽しませてもらいました。
 この作者の作品はどれも面白いので、またの新作におおいに期待。


 かもめ☆チャンス 玉井雪雄著


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 Résumé(まとめ)

 En Europe la course de vélo est sport trés populaire, mais la est im populaire au japon. Quiquoi la course de vélo est très intéressant, il est regrettable.
 Si les gens ne sont pas intéressés à vélo lirent cette bande dessinée “kamome☆tyannsu(mouette☆chance)”, ils pourraient savoir le charme de vélo.
 Dans la bande dessinée , l'image et l'histoire sont aussi très excellents.
 Lirant la, on peut être excité autant que on voit le Tour de France.


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