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June 02, 2013

久留米おいしい一泊二日

 久留米市は天神から急行で30分ほどの位置にあり、けっこう福岡市に近い。
 福岡マリンメッセでイモータルを観たのちは、久留米へと西鉄で移動し、寿司店「鮨よし田」で夕食。

 「鮨よし田」店主はもとは地元の老舗寿司店で働いていたのだが、10年ほど前に独立し開業。江戸前の手法を取り入れた新機軸の鮨を握ろうと、江戸前寿司店、さらに福岡の名店の鮨を参考にして、独自の鮨を久留米の地で出すことにした。
 始めのころはいろいろと試行錯誤していたそうである。ある時、久留米で江戸前鮨を握ろうとして苦心している若者がいるという話を聞いて、安春計の店主が客として店を訪れ、あれこれ話すうち、興ののった安春計店主はカウンターを乗り越え、直接握りを指導した、なんて話もある。こういうのは、「押しかけ弟子」ならぬ、「押しかけ師匠」というのかな。今も師弟関係は続き、柳橋の仕入れなどでもいろいろ指導を受けているそうである。

 本日はお任せにて。
 お任せは、酒によく合う肴が4~5点と、それから握りが10点ほど。

【鱧】
1

 鱧は上手に包丁が入れられ、よい加減の歯ごたえである。

【コハダ】
2

 コハダはしっかり酢と塩の利いた、純江戸前スタイル。

【鯵】
3

 脂のよくのった鯵。

 鮨種は仕事が一工夫、二工夫され、複雑な味わいであり、これに旨みの強い赤酢のシャリがよくあっている。

 以前は新進気鋭の若い店主の店、という感じであったが、店主もすっかり貫禄がついてきて、この店も久留米の名店というより、福岡の名店といえる立派な存在となっている。
 寿司の実力店を掲載することで定評のある月刊誌「家庭画報」にも最新号でこの店が取りあげられており、カウンターではその話題がよく出ていて、主人がてれておりました。


 翌日は「石橋美術館」。
 「石橋美術館」という、ここを訪れるためだけでも久留米市を訪れる価値のある施設であり、また訪れる人も多い。
 美術館収蔵の絵画は当然素晴らしいが、四季折々に花を咲かせる庭園も見事なものである。

【薔薇園】
1gardin

 美術館正面は、薔薇と噴水でお出迎え。
 薔薇の季節はもう終わりかけていたが、それでも豪奢な眺めである。

【菖蒲】
2jardin

 梅雨の季節といえば、菖蒲の花。
 雨に濡れる菖蒲はこの季節の風物詩。

【水連】
4jardin

 蓮の花もぽつぽつと咲いていた。
 もう少し花開き、陽光の射す季節となれば、印象派風の景色が楽しめそう。

【クチナシ】
3jardin

 庭園を歩いていると、濃厚な甘い香りが漂ってきた。
 目をやれば、白いクチナシの花が満開である。あまりに濃く、花の香りに酔ってしまいそうな豊潤な香りであった。


 石橋美術館、庭園を歩き、美術館の絵画を鑑賞したのちは、昼食をサーラ・カリーナで、コース料理。
 サーラ・カリーナは久留米を代表する老舗イタリアンレストランである。
 コース料理のなかから、この店の定番料理をいくつか紹介。

【ミネストローネスープ】
5lunch

 新鮮な野菜と、豆のたっぷり入ったミネストローネスープ。
 トマトの旨みと、それに穏やかな酸味のバランスもよく、完成度の高い一品。

【パスタ】
6lunch

 パスタはポロネーゼ。
 蛸ミンチを使ったユニークなもので、アルデンテの麺と歯ごたえがうまく調和している。
 ソースの味加減も、繊細なものである。

【肉料理】
7lunch

 メインの肉料理は、骨付仔羊のグリル焼。
 キノコ、香草ともにじっくりと焼き上げられ、香り、味とも豊かに仕上がっている。


 サーラ・カリーナはこちらが本家なのであるが、今は福岡のサーラ・カリーナのほうが本店扱いになっているようである。
 福岡店は創作系のイタリアンに傾いているけど、久留米店はいかにも老舗レストランらしい伝統的な、落ち着いたイタリアンである。
 どちらのサーラ・カリーナもそれぞれ個性があり、そして美味。


 久留米市の美味しい一泊二日を堪能してきました。

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