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May 11, 2013

かやぶきの里@京都美山町北村

 新緑の美しい季節となり、鮮やかな緑あふれる京都の野山を楽しもうと、京都美山荘を訪れることにした。
 出町柳発のバスでまず花背交流の森へ行き、そこから山を一つ越えて美山荘への山歩きを予定していたのだが、当日が雨との予報にて急遽予定をドライブに変更し、北村「かやぶきの里」を訪れ、それから美山荘へ行くことにした。

【かやぶき美術館】
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 「かやぶきの里」の前に、まず「かやぶき美術館」を訪れた。
 ずっと小雨の降るなか、茅葺の建物の周りの、しっとり濡れた新緑が美しい。

【かやぶきの里】
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 北部京都の山村集落である「かやぶきの里」は、いろいろな条件が重なって、茅葺の民家が数多く残され、保存されている。
 江戸時代からの古き姿を今に残す、貴重な村落である。
田植え前の季節、田圃に咲くレンゲの花がまずはお出迎え。

【郵便ボスト】
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 村全体が、タイムスリップしたような雰囲気があるが、この丸い郵便ポストもその雰囲気を担っている。

【茅葺の家】
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 このような風情ある茅葺の家が、この村には40戸弱ほどある。

【茅葺の家】
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 季節は春であり、庭に色とりどりのツツジの咲き乱れる家もあり、華やかな光景である。

【放水銃】
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 それだけ茅葺の家が密集していると、一番怖いのが火事。
 一軒焼けると、その火の粉で延焼が続き、全滅しかねないだろうから、そのため一軒ごとにこの「放水銃」なる、見慣れぬものが設置されている。
 スプリンクラーの更に強力なものらしく、有事の際は、高圧の水が噴き出るそうだ。

【火気厳禁】
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 当然、くわえタバコも厳禁である。

【かやぶきの里】
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 村落全体をまた違う方向から見たもの。
 茅葺屋根以外の民家もあるけれど、それでも村全体としてうまく調和できているのが分かる。

【府道38号線】
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 「かやぶきの里」からは由良川沿いに府道38号線を走って行く。
 この道は典型的な山岳道路であり、狭くて曲がりくねっているが、車がほとんど走っていないので離合も気にする必要がなく、意外と走りやすい道であった。
 そして、雨に濡れた新緑がやはり美しい。

【佐々里峠】
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 38号線最高点であり、京都市と美山町の境である佐々里峠。
 標高があるため、まだ気温が低いせいか、桜の花がまだ残っていた。
 この界隈には、山桜や八重桜など様々な桜が植えられており、それぞの色が異なっていて、桜の錦とでもいいたげな色模様が広がっている。

【里の桜】
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 峠を下りきり、上桂川に沿って走って行くと、川の横にまだ花の残っている桜の木があった。
 川に向かって、斜めにかしいでいるその姿が面白かったので、これも写真撮影。

【美山荘】
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 38号線を道なりに進み、峰定寺への道を曲がって、美山荘に到着。
 美山荘のまわりは鮮やかな新緑で満たされている。
 そして、その新緑のなか、紙製の鯉のぼりがひらひらと風に揺れているのであった。

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Comments

またもや京都ですか、羨ましいです。
ところで、茅葺でなぜか思い出したのが昔々子供の頃に読んだ小説でした。タイトルどころか内容も忘れたのですが、町の有力者が所有する茅場から取れる茅が最高級で「あの茅場の茅で葺いた家に住んでみたい」という記載があったんですよ。もはや失われた感覚ですね。

Posted by: AB | May 15, 2013 11:26 PM

またもや、と言うけど正月以来だから半年ぶりだよ。そんなに京都には来ておりませんって。

ところで、茅葺屋根って、材料の茅はそのへんに生えているススキやヨシを集めて屋根に敷けばよいというものではなくて、それなりに処理を加えた材料が必要であって、さらにそれを屋根に敷ける職人の数が少なく、そうとうな手間と金がかかるそうだ。
君が読んだ時代のものより、茅葺屋根をつくるのは更に大変であって、美山のかやぶき集落にもそのようなことが説明に載っていた。
大変なのは分かるけど、茅葺屋根は日本人の心の琴線に触れる意匠であり、なんとか維持されてもらいたいものですね。

Posted by: 湯平 | May 16, 2013 10:28 PM

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