朝食@冬の美山荘
寒い地にある美山荘であれど、当然暖房は利いているし、布団にはカイロも用意されていたので、なんら寒さを覚えることなく夜を過ごし、朝起きて外を見ればやはり雪の世界。つららも屋根から下がっております。
昨日の夕食で御節が出たので、まだ美山荘は正月ムードと思ったが、やはり朝は雑煮が出てきました。
京都田舎バージョンというわけでなく、丸餅、白味噌仕立ての、王道的京風雑煮であった。縁起ものでもあるので、しっかりお代りをする。
この筑前煮は絶品。
素材そのものの味が良いのに加え、田舎風の甘め強めの出汁なのに、全体として見事に洗練されている。
菜っぱと油揚げの煮しめも、また見事な出汁加減。
美山荘は「摘み草料理の宿」と呼ばれるけど、その真髄は朝食によく表れていると思う。
汲みだし豆腐の味噌汁。
出来たての豆腐のふわふわした食感と、それに大豆の旨み、甘みがたまりません。
美山荘には、「鯖のへしこ」という定番料理があり、塩のよく利いたこれが御飯のおかずとしてたまらない。炊きたて御飯がいくらでも入る入る。
美山荘、夕食も当然美味しいのであるが、朝食もまた素晴らしいものである。
美山荘は、日帰りで食事だけの利用も可能であるけど、宿泊して、夕食と朝食の両方を食べれば、この旅館のさらなる真価を知ることができる。
年末年始、9日間ぶっ続けの休みをドライブしながら過ごしたが、それも本日で終わりである。京都に来るのには3日間かけてだらだらと運転してきたので楽であったが、帰るのは一日で帰らねばならない。やれやれですな。
さて、美味い朝食食って元気をつけたのち、気合いを入れて、宮崎までの600kmの道のりを運転していくか。
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Comments
私が日本で一番好きな朝食はここと玉の湯の洋朝食です。それにしても春から景気がいいですね~。
Posted by: 天ちゃん | February 04, 2013 10:40 PM