晩秋の京都
恒例の秋の京都観光に行ってきた。
去年は12月の第一週に行き、ドンピシャであって、実相院、東福寺等、夢幻的な紅葉の盛りを楽しめた。
今年は所々の事情により第二週にしたわけだが、…予想外の大寒波の到来により、京都は一挙に晩秋となり、樹々の葉は先を急ぐように散り落ちてしまい、秋の終わりの京都となってしまい、そういう京都を見ながらの旅であった。
それらを、さらさらと紹介。
南禅寺は門の前の庭の段階で、落ち葉が地に敷き詰められていて、侘び寂びの世界となっていた。
落ち葉も、枯れた色の絨毯みたいで、風情はあるのだが、放っておくわけにもいかないわけで、送風機などを使いながら掃除中である。
疎水の脇道、季節ごとに樹々が美しい哲学の小径も、今は色あせた時期。
ときおり、ドウダンが赤く染まり、そして山茶花の花が咲き、彩られた道に出くわしたりする。
哲学の小径を道なりに歩いていくと、銀閣寺へと続く。
銀閣と向月台の2ショットは、ここでの写真の定番。
そして、紅葉の時期でなくとも、ここはやはり観光客が多い。
円山公園に向かう途中、粟山神社の参道の紅葉がきれいなので、寄ってみた。
円山公園、紅葉終わってます。
知恩院、どこもかしこも改修工事中であった。
工事はどうでもいいが、ここも紅葉は終わっていた。
とりあえず、知恩院の第一の名物「大鐘楼」の写真は撮ってみた。
ここは紅葉は関係ないようなところであり、かえって安心感がある。
紅葉なみに、派手な建物がなかなかよろしい。
ネットの紅葉情報では、わずかに下鴨神社が見ごろ、と載っていたので行って見た。
そこそこ紅葉はあるが、名残の紅葉という感じである。
神社のシンボルと、盛りの紅葉があるところは僅かであり、そういう場所は観光客がたくさん集って写真を撮っている。
城南宮も、紅葉はほぼ終わり。
それでも所々紅葉は残っていて、城南宮はもともとの庭の出来がいいので、やはり美しいものであった。
晩秋の京都、紅葉はほぼ終わっていたけど、いつもの人でぎっしりの京都とは違っており、晩秋らしい静かな京都を楽しめた。
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