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December 23, 2012

にしきや@臼杵市 で河豚を楽しむ

 冬はやはり河豚である。
 …しかし河豚屋の人に言わせると、「河豚は年中美味しい。とくに夏の河豚刺しは、冬の子を持った河豚より余程美味しい。是非、夏にも河豚を食べに来てください」とのことで、じっさい私は夏に河豚を食べに行ったこともあるが、やはり河豚は、刺身に加え、鍋、白子をセットで食って、初めて大満足ということになり、だいたいは冬が初河豚となります。

 というわけで、今シーズンの初河豚は、12月末となった。

 河豚の名所は数あれど、やはり大分県の臼杵が、九州では最もお勧め。
 臼杵は全国レベルで河豚の聖地と称されており、じっさい狭い街の中心街に河豚の専門店が数多くあって、それらを食べ歩くと、臼杵の河豚のレベルの高さがよく分かる。
 そして本日は老舗河豚店「にしきや」へと。

【店内】
0

 店に入ると、大きな河豚提灯がお出迎え。

【突出し】
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 河豚の煮凝り、河豚の縁側、白子豆腐。

【ヒレ酒】
4

 酒は最初は、香ばしきヒレ酒から。
 「にしきや」では、ヒレ酒用の河豚ヒレをお土産にくれます。

【河豚刺し】
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 河豚刺しは地方や店によって熟成させ方、切り方が異なるのだが、この店では河豚は少し寝かせて、やや厚めに切ってます。旨味も歯ごたえもたいへんよし。

【白子焼き】
3

 河豚は年中美味しいのだが、白子は寒くなってのこの時期だけのものである。
 河豚の白子は、なにをやっても美味な素材だけど、やはり普通に焼くのが、もっとも魅力が分かる気がする。
何の雑味もなく、美味さのみを凝集したような、美味さの塊のような料理。

【河豚寿司】
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 河豚寿司は臼杵発祥の名物である。
 河豚に紅葉おろし、あさつきを添えての軍艦巻き。

【唐揚げ】
5

 味、弾力、温度、全て良し。
 熱いうちに、無言になって、懸命に食いましょう。

【河豚鍋】
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 河豚を徹底的にぐつぐつと煮て、たっぷりと出汁を取る。
 部屋中に立ち上る河豚の香りがたまらない。

【河豚雑炊】
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 最高の出汁が出た鍋のあとは、当然雑炊で〆となる。
 雑炊の種類は数あれど、河豚雑炊は、その王様と思います。
 河豚の馥郁たる香り、豊穣たる出汁の味に、ただただ圧倒されます。


 河豚の素材の良さ、調理の手法、そして〆の河豚雑炊。
 「にしきや」の河豚のコースは、いつ食っても、「美味しい河豚を食ったなあ」という大満足感にひたれる。

 また、「にしきや」も含め、臼杵の天然河豚のフルコースは白子抜きだと10000円ほどの値段が相場であり、東京や福岡の人からすると驚異的なコストパフォーマンスの良さである。
 臼杵まで、東京から河豚食うためだけに飛行機で来たり、福岡から高速使って来る人が、たくさん居るのも当然である。

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