ジビエ第二弾をGazzat@名古屋市で
岐阜の柳家でジビエをしこたま食ったけど、名古屋にはまだ美味しいジビエを出す店があるという。
今からがジビエの時期なので、それをはずすわけにはいかず、食通P氏の引率にて、一行はジビエ第二弾をGazzat(ガザット)にて味わうことにした。
ガザットは、カウンター前にオイル漬けのサーディンやサンマ、それにキッシュ等、おいしそうなツマミが並べられており、そういった洒落たツマミでワインを飲むワインバーなのであるが、寒くなってのジビエのシーズンからは、ジビエが本道とばかり、絶品のジビエ料理を出す店となる。
今回のジビエは、野鳩、小鴨、赤足ウズラ(Perdrix rouge)であり、すでに羽をむしられ、焼く準備の整えられた鳥をまず見せてくれた。羽をむしられた鳥の姿が苦手でない人は、次のリンクを参照。(→こういうもの)
鳥はカウンター奥で、マスターが手慣れた様子で、ガンガンと焼いてくれます。
こんがり、ふんわりといい焼き加減。
これを食べやすいように、切り分けてくれます。
いいあんばいに塩加減も利いており、鳥肉の美味さがよりよく強調されている。
次は小鴨。
この焼き加減も素晴らしい。
切った面を見ると、それだけで美味さが分かる美しさ。
鴨肉は、洋食によく使われる素材だけど、ここの鴨肉は非常に味と香りが濃厚であり、たしかに今までそのへんを飛んでいた鴨らしい、独特のクセがあり、力強い、いかにもジビエという料理であった。
赤足ウズラって、じつは初めて食べるけど、フランスではジビエとして代表的な鳥のようだ。
赤足ウズラは見た目はけっこう派手な鳥であり、味も個性的なのだろうなと思ったが、意外とマイルド。あまりクセもなく普通に美味しい、良質な肉質を持つジビエであった。
ジビエといっても、いろいろと種類があることをあらためて認識。
名古屋、岐阜の名店をさんざんに楽しませくれた、P氏主催の11月の食ツアーであった。
深く、感謝。
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