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September 15, 2012

パリ散策 -快晴のパリ

【凱旋門】
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 パリは爽快なる秋晴れ。天高く、空は透き切って青い。
 Le ciel de Paris est haut et beau bleu !
 パリといえば、まずは凱旋門。パリはここを起点として街路が放射状に伸びているため、パリではどの道をたどってもやがてはここにたどり着く。

 凱旋門は有数の観光名所のため、観光客も多い。その観光客のなかにまぎれて歩いていると、屈強そうなpolicemanに呼び止められ、彼の身分証明書を見せられたのち、私のウエストバッグを指さして早口の英語でまくしたてて来る。そのバックは、私がカメラを取り出して首にかけたのち、チャックを半開きにしたままにしていたため、「あぶないから閉めろ」とのことなのかな?と思い、チャックを完全に閉めた。しかし、どうも違うみたいで、まだ早口で話してくる。 あまりに早口なので何を言ってるかよく分からず、「Please speak me more slowly」って、フランス語では「S’il vous plaît, parlez me plus lentement」だったよなあと思い、そう話してみたが、まったく通じない。
 …よく考えてみれば、いくらフランスに居るからといって、わざわざ英語で話しかけてくれているのを、フランス語で返す理由などまったくない。それに、フランス語が通じても、フランス語で話しかけられてくるのも困るし、初心に戻り、英語で「もっとゆっくりしゃべってくれ」と言った。
 結局、「あなたのバッグのチャックが開いているが、何か盗まれていないか調べてくれ」とのことであった。バッグのなかを見て、「Nothing is stolen and lost, thank you.」 とか答えたら、頷きながらそのplicemanは去っていったので、なんとかその場は終了。

 教訓:フランス人はフランス語しか喋らないと言われているが、パリでは英語が通じるので安心して英語を話しましょう。

【凱旋門からの風景】
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 凱旋門はパリの中心であるため、そしてパリは狭い都市なので、ここからパリの全貌を見渡せる
 西のグラン・アルメ通り側には近代的建築群、南側にはかのエッフェル塔。東側はシャンゼリゼ通りだが、逆光なので、その写真は没。

【ベルルッティ本店】
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 パリはブランドショップでの買い物の本場である。
 パリのブランドショップでは、Berlutiにしか興味がなかったので、シャンゼリゼ通りから少々奥まったところにある、Berluti本店を訪れてみた。
 …本場の本店のくせして、客がいないっす。
 Berlutiって日本でも客の少ない店だが、本場でも少ないんだなあ。

 「高級靴Berlutiは、日本では高いが、パリに行けば安く買える」というのが、ネットではよく伝わっている説なので、話のネタに本場の店の値段をチェックしたかったのだが、Berlutiパリ店、なんと値札がない。これは「希望者小売り価格」というやつで、値段は交渉しろ、とのことなんかなあ?
 値段は知りたかったが、買う気もないのに値段の交渉をするわけにもいかず、少々困った。

 Berlutiの店員はとっても親切だったが、こちらは「Sorry I’m only looking.」としか言えず、まあ、BerlutiのAlexandraを履いてる東洋人が単なる冷やかしの客でないのは明らかなので、こちらが無駄に恐縮する理由はないのだが、…客がまったくいないので、どうにも居心地が悪く、店の商品全体を見たあと、さっさと出てしまいました。

【Puiforcat】
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 午後は買い物好きの人達に同行して、買い物へGo。
 まずは「Puiforcat」。
 この店、私は全然知らなかったのが、食器ブランドとして超一流の店で、日本にも支店があったのだが、あまり売れずに撤退したため、これを買うためにはパリまで来ないといけないそう。
 たしかに美しい食器がずらりと並んでいた。
 記念に写真を撮ろうと思い、店主(エレガントなマダム)に、「S’il vous plaît, est-ce que Je peux prendre des photos ?」と尋ねてみたら、やっぱり、「はぁ?」という顔をされてしまった。しかたなく、「I would like to take a picture. Can I taka ?」と聞いたら、「no problem」ということであり、写真を撮ってみました。

 教訓:フランス語の発音は(特に「r」)とっても難しいので、日本できちんとしたレッスンをやらない限り、現地で使うのは恥ずかしいのでやめておきましょう。

 同行者は食器を買いまくり、私もstering silverのコップがあまりに美しいので欲しくなったが、「毎日手入れしないと黒ずんで汚くなる」というアドバイスを聞いて、断念。そりゃ面倒だ。

【エルメス というかジョンロブ】
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 エルメス本店に行ってみる。
 サントノーレ通りは、世界的ブランドがたくさん並んでいたが、そのなかでもフラッグシップはやはりエルメスらしく、客がたくさんいた。
 エルメスって、皮製品以外にもこんなにたくさんの種類の商品があったのかあと感心したが、私が驚いたのは、エルメスに併設していたジョンロブの靴。
 靴一足、800ユーロ程度であった。ジョンロブがパリだと8万円で買えるんだあ。
 いくら円高といえ、ジョンロブが10万円を切るとは。
 こりゃ、ジョンロブが好きな人とかは、観光目当てにパリに来るにしても、格安航空機使って、ついでにジョンロブ二足くらい買ったら、十分に元が取れるなあとか思った。

 パリ、ブランドショップは異国からの客が行列するくらいに大勢いるけど、その理由が分かりました。

【パリ、騎乗警察官】
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 その後もパリ市街をうろついていたのだが、このような風景も目撃。
 馬に乗ってパリを警護している警察官である。
 う~む。なんというか、さすがパリ。

【ル プレカトラン Le Pré Catelan】
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 夕方は、今回の旅行の主目的であるレストラン巡り。
 その第一歩はプレカトランである。
 パリの郊外、ブローニュの森のなかにある、たいへん雰囲気のよいレストラン。
 しかし、このレストランに入って、リザーブしていた者の名前を告げると、「そのような人の予約は入っていない」とのパンチを食らってしまった。

 Quelle chose terrible! (なんてこったい!)

 店のほうもいろいろ調べると、どうやら同時刻に日本人客の予約は入っているが、全然違うエージェント、それに客の名前とのこと。
 …結局は、宮崎のエージェントがフランスのことに慣れておらず、他のエージェントに頼み、そして電話で連絡をしているあいだに、日本語とフランス語のやりとりのうち伝言ゲームのような感じで、予約をしていた者の名前が元とは似ても似つかぬ名前に変わってしまったということが判明。
 そういうわけで、少々のトラブルののち、無事に客席にはつけたわけだが、最初からこれでは、のちの行程が思いやられるなあと思った。
 こういう予感は、残念ながらたいてい当たるのだが、まあそれはのちの話として、ここからはおおいに三ツ星レストランの実力をみせてもらった。

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Comments

いつのまにか旅行記が追加されてますね。楽しみにしてます。
ベルルッティは値段なしですか。恐ろしい。
本店で買ってお持ち帰りならパティーヌなしですよね。

Posted by: AB | October 01, 2012 09:49 PM

フランス日記、食日記と紀行記でけっこうな量になるだろうから、一ヶ月くらいのプランでゆっくりとUPしていきます。
ベルルッティは、たぶん日本より安いと思う。パティーヌなしのはあんまり売ってないから、こだわりのパティーヌ選ぶのなら、あとで郵送ということになるんでないかい。

Posted by: 湯平 | October 10, 2012 05:34 PM

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