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September 10, 2012

フランス行くところ、行きたいところ(1)

 宮崎市のワイン好きの者たちが、7日間ほどフランスに滞在して、「有名な食事処(いわゆる星付レストラン)でワインを飲みまくるぞ~!、ついでにブドウ畑も見まくるぞ~!」というツアーを組み、それに私も参加を予定しているのであるが、いったいどういうレストランに行くのか、どういうブドウ畑に行くのか、などをまったく調べもせぬまま、その時期が迫ってしまった。

 とりえずは、泥縄式に勉強をせねばならぬのだろうが、レストランとブドウ畑だけで済ますのも勿体なく、パリの美術館巡りをしたり、観光名所のいくつかも訪れたい。

 それで、それらのレストランや、美術館、観光名所等をいくつかチェックして、ブログにずらずらと並べてみよう。
 それにより、それらを勉強するモチベーションも上がるであろう。
 …しかし、フランス行きまであと一週間もない。あせあせ。


 美術館

 (1)ギュスターヴ・モロー美術館
 ギュスターヴ・モロー(Gustave Moreau)は象徴主義の先駆者で、芸術史上に大きな位置を占める画家であるが、同時代の印象派のほうが人気があることから、本邦ではマイナー系に思われているようだ。
 しかしこの人の絵は、何を題材にしても、神秘的な奥行があり、そしてまた色も澄んだ美しさを持ち、精神性と審美性の双方を高いレベルで兼ね備えたものであって、同時代の著名な画家たちに決して劣らぬ、大画家だと思う。
 ただ、モローの絵って、ヨーロッパでもそれほど人気はないようで、そのため散逸は避けられており、主要な作品はモロー美術館にどっさりとそろっている。
 それらをじっくりと見て過ごしたい。

 地図
 公式サイト

(2) オルセー美術館
 日本人は印象派の画家が好きであり、そして私も当然好きである。
 オルセー美術館は、印象派の絵の収蔵数からいって、印象派の殿堂みたいな美術館であり、ここも是非行かねばならぬ。
 じつは前に一度パリに行ったとき、ルーブルとここは外せないと思っていたのだが、なにしろルーブルに収められている作品数が膨大過ぎ、ルーブルにやたらに時間をとられ、結局ここは訪れる時間がなかった。
 そういうわけで、今回は是非とも訪れねば。

 地図
 公式サイト


(3)オランジュリー美術館
 印象派好きの者としては、オルセーのあとはここも訪れたい。
 この美術館はなんといってもモネの睡蓮の美術館であり、光の魔術師であるモネの睡蓮の連作を実物大で、細部まで見てみたい。

 地図
 公式サイト

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