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September 21, 2012

フランス食紀行(7) ル・ムーリス Le Meulice

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 パリ最後の夜は、レストラン ル・ムーリスにて。
 フランス食紀行を締めくくるにふさわしい、一般的に考えられるところの「フランス的な」内装を誇るレストランであった。ベルサイユ宮殿を模した店は、高い天井、大きなロココ調の絵画、きらめくシャンデリアと、豪華そのものである。
 訪れる客も、ドレスアップした人ばかりで、ここでの食事が日常を離れた「ハレの世界」であることがよく分かる。
 このレストランは、非日常的、高級豪華感を味わうためには、うってつけの場所である。

 レストラン、ル・ムーリスの感想については、以上でよいような気もするが、せっかく料理の写真も撮ってきたことだし、料理も紹介。

【アミューズ・ブッシュ】
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 蛙の足のスープに、ハイビスカスの花のソースで香りをつけたもの。
 上品な味である。

【アントレ】
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 温めたパインと、野菜のピストゥー。
 南仏の郷土料理だそうだが、洗練された甘さと旨みを感じる。

【アントレ】
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 フレッシュフォアグラの赤ワイン煮込み。
 他のレストランのフォアグラ料理がずいぶんと手の込んだものが出て来たのに対し、これはフォアグラの素材を前面に出してきている。
 そうなると、どうもフォアグラって、素材そのものにはあんまり魅力のないようなものに感じられ、ちょっと狙いが斜めにいっているかな、とも思った。
 同じテーブルの者たちは、一口程度食ったのみで手を止めてしまったが、…美味しくはないけど不味くもないものだったので、私はきちんと全部食べた。しかし、フォアグラ2枚というのは、どんなフォアグラでもtoo muchだと思う。

【魚料理】
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 舌平目を黄ワインのカスタードソースで焼いて、ワカメに載せたもの。エシュロットを添えて。
 これも今流行っているらしい、低速調理風のじっくりした焼き加減で、焼かれたもの。うまく魚の旨みが身に封じ込まれた見事なものである。
 魚そのものは、普通かな。

 コースの料理には、それぞれにワインがグラスでついており、いずれも美味しいワインであり、料理があんまりピンとこないぶん、ワインのほうが楽しめた。
 また、テーブル者たちはワインテイステイングバトルをやっていたが、ワインマニアW氏は、品種、地方まで当てており、感心いたしました。

【デザート】
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 フランス料理、恒例の2回戦。デザートシリーズの始まりである。
 まあ、たくさん出てきました。
 そして、これらはどれもたいそう高いレベルにあって驚いた。
 いずれも美しく、典雅で、美味しい。
 これぞ三星というものばかりで、とくにW氏は感激して、あとでパティシエを呼び出してもらい、彼との2ショットの写真も撮っていた。そしてあとで調べて知ったのだけど、この店のパティシエはフランスでもトップレベルの料理人とのこと。
 フランス料理は現場で食うときには、徹底的に腹をすかして、デザートまで食い尽くさねば真価は分からないというのは、あらためての大事な教訓である。

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