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August 07, 2012

サイバーショットRX-100でシンコを撮ってみる@光洋

 とある理由で新しいコンパクトデジカメが必要となり、いろいろとコンデジを物色していたのであるが、6月に新発売されたsonyのサイバーショットDSC RX-100の評判がよく、そしてRX-100で撮られた写真が非常に鮮明であったので、RX-100について調べてみた。
 するとRX-100、レンズのF値はF1.8で、撮像素子は1インチCMOSセンサーというコンデジではありえないようなハイスペック。これほどの性能なら、デジイチに遜色ないような、いい写真が撮れそうである。
 というわけで、RX-100を購入してみた。

 買ったからには、なにか撮影したい。
 今は盛夏ゆえ、良さげな被写体として、「強い木漏れ日のなか、必死の形相で鳴いているクマゼミ」なんてのを撮ろうと思って外に出てみたが、セミの鳴き声はいくらでもすれど、肝心の姿は見つけられず、しょうがないので青空に浮かぶ入道雲でも撮ってお茶をにごしておいた。
 ならば、なにか食い物でも撮ってみようかと思ったところ、ちょうどFacebookに、「光洋に今年初のシンコが入手しました」との情報が載っていた。そういえば、私も今年はまだシンコを食っていなかったのであり、これは是非とも食わねばと、撮影テストも兼ねて光洋に行ってみた。


 シンコを目当てに行った光洋であるが、海がずっと荒れていた日々がようやく落ち着いてきて、本日はひさしぶりに素晴らしい素材が存分に揃ったとのことである。

【サバ】
2saba

 いわゆる秋サバなのであるが、8月にして出現。
 ほどよい脂の乗りではあるけれど、秋サバ独特の脂の濃厚さは、まだ本番のものほどではない。しかしそれがかえって新鮮な食味を与えてくれ、まるで「脂の乗った関鯖」のような感じ。

【アジ】
3aji

 アジは丸々と太った、他の魚かと思うほどのサイズ。
 身と皮の美しさからして見事。

【マグロ】
11

 マグロは藤田水産の扱う、塩釜であがったもの。
 藤田水産のマグロって一時は流行ったけど、ちかごろ九州ではあまり見かけなくなったのは、九州の人の舌にあまり合わないマグロであったからか?
 しかし光洋では、きちんと仕入れております。

【マグロ】
7thon

 酸味の利いた、いかにも江戸前鮨のマグロである。
 藤田水産のマグロにはいろいろな意見があるけれど、こういうマグロを食うと、やはり鮨のマグロを熟知した業者だなあと思う。

【シンコ】
1kohada

 本日目当てのシンコ。
 シンコという魚、並んでいるのを見るたび、こういう金魚みたいなものを食うのはいかがなものかと思ってもしまうのだが、…まあ、いいということにする。
 見た目もきれいで、美味しそうなんだし。

【シンコ】
1sinnko

 シンコの四枚づけ。
 シンコ独特の軽やかな香りが、噛めば口のなかを通り過ぎていき、今の季節しか味わえぬ香りを楽しめる。
 やはり、シンコを食わねば夏は始まらない。
 九州では、夏は、シンコを食い、そして阿蘇望を走って、それから始まる。

【アオリイカ】
6ika

アオリイカはねっとり感を残しながら、身の切れ味もよい。

【牡丹海老】
7ebi

牡丹海老はジャンボサイズで、密度ある食感と、それに豊かな甘さがたまらない。

【稲荷寿司】
9inari

 本日の変わり種は稲荷寿司。
 どこかで見たような稲荷寿司と思う人がいるかもしれないが、どちらも福岡の寿司屋のもので、右は「鮨おさむ」、左は「たつみ寿司」のものである。
 新たな寿司を開発中の店主は、宮崎ならではの稲荷寿司を作ろうと思い立ち、試作に入ったのだが、どうにもうまく進行せず、頭が沸騰状態になってしまったため、いったん頭を冷やすために福岡の名店に、全国的知名度を誇るその稲荷寿司を食いに行った。
 そこで得るものは多かったみたいなのだが、そのついでに土産にとたくさん買ってきて、これを越える稲荷をつくるぞとの決意よろしく、客にふるまっているわけ。
 さて、いずれ「光洋の稲荷寿司」がカウンターに出て来る日はありやなしや。

【ウニ】
10uni

 ウニは唐津のもの。
 旨みと甘みがだいぶと増してきました。

【穴子】
12anago

 穴子はふんわりと煮られ、とろけるように柔らかく、味も豊かなものである。

【スイカとカルヴァドス】
13calvados

 穴子のあとは、干瓢巻き、玉子焼きと続き、水菓子は西瓜。
 西瓜とともに供されたのが、calvadosの12年もの。
 甘みたっぷり、水分たっぷりの西瓜に、calvadosを少しずつ合わせて飲むという面白い楽しみ方。
 これはこれでありだが、けっこうマニアックな世界だな。


 写真の話に戻って、RX-100、シャープに撮れていて、けっこう立体感もある。コンデジにしては、これは上物だな、というのが感想。
 ただ、比較のためにデジイチのNikonD3100でもいくつか撮ったのだが、やはりデジイチのほうが明るく撮れるし、また画像の肌理細やかとか立体感はずっと勝っていると感じる。
 より上手く撮るためには、コンデジといえど、撮影条件を丁寧に変えていく必要があると思った次第。

 参考までに比較画像。上がRX-100で、下がD3100。
 比較のためには、バックグラウンドを同じようにするため、ホワイトバランスを調正するべきなのだろうけど、Rawデータを面倒なので記録していなかったので、撮影した条件(オート)そのままで出しています。

【アジの造り】
Comparaison1

【牡丹海老の頭揚げ】
Comparaison2


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