京都編(9) 京都市(柊家) 元日
年が明けて平成24年の元日元旦である。
御屠蘇を飲んだのち、いかにもめでたそうな御節料理を肴に酒を飲み、そして京都名物の白味噌仕立ての雑煮を食う。
こういう朝を迎えると、京都の正月だな~と、しみじみ感じます。
晴鴨楼の近くには清水寺があるので、まずは清水寺へと行ってみた。
神社と違って、元日の寺はあんまり人はいない。
続いては、昨夜行き損ねた八坂神社へと行く。
昨夜ほどではないが、さすがに人は多い。
人ごみを掻き分けて、賽銭箱へと到達し、お参り。
さらに、西院の春日神社へと初詣に行く。
名だたる神社が多々ある京都において、この神社はマイナー系に属するが、吉田神社は交通安全の神様を祀っているところである。
ならば日本縦断サイクリン中の私としては、ここは行っておくべきだろう。
というわけで行ってみたわけだが、…マイナー系神社のわりには大賑わいである。
世には交通安全祈願の人が多きかな、といったところか。
元旦の宿は、一昨日に泊まった柊家にまたも戻って来た。
門松、注連縄、日章旗がお出迎え。
元旦ゆえ奮発というわけでもないのだが、部屋は二階の広めの部屋。
柊家らしいクラシカルな部屋であり、京都の伝統というものを実感いたします。
庭は紅葉の終わりかけであり、枯淡を感じさせる静けさに満ちている。
柊家の庭も、京都の旅館を代表する名庭である。
柊家元旦の料理は、いつにもまして華やかなもの。
八寸には、伊勢海老もあり、色彩豊かな、正月の喜びを表す美しいもの。
新しき年の初めの元日の夜は、ただただ、美味いものを食って、美味い酒をだらだらと飲んで、精神を思いっきり弛緩させて、…これからの活力を養うことにするか。
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