広島編(1)倉敷→鞆の浦 58.6km
倉敷市からは靹の浦を目指し、国道2号線を走っているのだが、朝からずっと福山雅治の曲「Hello」が頭のなかでエンドレスに鳴っている。
もちろん道路にずっとある「福山」の標識のせいなんだが、この景気のよい音楽が妙にペダルを回すリズムとあっており、余計にスピードが出てしまう。
まあ、福山を抜けるまでの辛抱か。
【参考:Hello】
靹の浦港に到着。
鞆の浦は、瀬戸内海の海の交通の要所であり、万葉集の昔から歌に詠まれるほどの重要な港であり、この一帯は古くから栄えていた港町である。
たしかに江戸時代からの建物が、港の周りには多く、風情ある景色をつくっている。
これは鞆の浦港のシンボルである、常夜燈。
建てられたのは安政六年という、由緒あるものである。
鞆町には、小高いところに歴史民俗資料館があり、ここは資料が豊富であり、鞆の浦の歴史がよく分かる。
そして、ここからは鞆の浦港を一望することができる。
歴史ふるき町靹の浦には、いくつも名所があり、その一つがこの「ささやき橋」。
神話時代の恋人の会瀬に由来する、由緒ある橋なんだが、…なんとも小さな橋である。
全長にして、せいぜい1mくらい。
「こりゃ、ささやき橋じゃなくて、ささやか橋だな」と、観光客が橋を見て言ったが、うまいこと言うと思った。
本日は靹の浦のホテル「鴎風亭」に宿泊。
高級感ただよう居心地のよい部屋である。瀬戸内海を眺めながら、のんびりと過ごす。
夕食はホテルのレストランにて。
メニューは創作系の会席で、かなり洋のテイストの入ったものであった。
二食付きで一泊35000円という宿泊料だったので、料理の値段はどんなに頑張っても5000円クラスと思い、料理にはあんまり期待していなかったが、技を多彩に使い、飽きない料理がずっと出てきた。
部屋や接客のレベルも高く、CPはたいへん良いと思われ、予約の難しい人気ホテルという理由もよく分かった。
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