岡山編(6) 鷲羽山→倉敷市 33.8km
「うどん県」香川から瀬戸内海を渡って岡山に来ると、名物のうどんは讃岐うどんから他のものに変わる。
ホテルに貼ってあった案内をみると、倉敷名物「ぶっかけうどん」だそうだ。
所変われば名物も変わる。それはそれでよいのだが、値段がなんと600円!
香川で一玉100円の世界にすっかりなれていたので、海を渡ると、こんなに値段が違うことに驚いてしまう。香川でこんな値段でうどんが出されるようになったら、動乱が起きますぜ、まじに。
鷲羽山からは、岡山の観光名所倉敷市へと向かう。
海沿いに行くとあんまり面白くなさそうなので、山越えのスカイラインを選択したが、これがけっこうハードな道であり、かなりの高さを登ることになった。
おかげで眺めはいい道であった。
スカイラインを通り、山を下って平坦な道を通り、倉敷市へと向かう。
倉敷市は町並みの保存が素晴らしく、街全体として保存していることは素晴らしい。
他の観光地だと、眺めよい街並みは、通りに面したところだけということが多いが、倉敷は小さな路に入って行っても、古き家々が残っている。
倉敷市は、その町並みが美しい。
しかしながら、その美しさゆえ、観光客がたくさんいるため、やや情緒不足ではある。
けれども、その風情ある町の面積が広いので、ひょいと小さな通りに入ったとき、エアポケットにはまったように、人訪れること少なき静かな通りを見たりもする。
この白い漆喰の蔵の並ぶ通りは、ユトリロの絵のようでもある
夕食は、宿近くにあった「菊寿司」という寿司店にて。
岡山名物といえば、ママカリであろうが、これを肴に一杯かたむける。
この店の名物寿司はシャコの握りとのことでそれを頼んでみる。
そして出て来たものは、生シャコの握りであった。しかも頭つきである。
たぶんこの店でしか出ないようなspecial menuであった。
…シャコは普通に茹でたほうが美味いとは思うのだが、しかしやはり地方の寿司店では、地方の食材と地方の手技を組み合わせた鮨を食ってみたいものであり、その意味ではこの鮨は頼んで正解であったと思う。
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