岡山編(4)岡山市→日生 80.5km
岡山市からはいったん海岸線に出て、それから海岸線に沿って走行し瀬戸内の穏やかな風景を眺めながら走行。それから途中にいったん山に入り、山神山という山の峠を越えたところ、なにやら怪しげな神社みたいなものがあったので、そこに寄ってみた。
坂を歩いて登って山頂近くに着くと、巨大な石製の円盤が飾っている。不思議物件発見、とか思ったが、これは御神体との説明書きがあった。撮影禁止とも書いていたので、web上の写真を紹介。
山神山からの風景は良く、瀬戸内海を眺めながらぶらぶら歩いたのち下って行くと、受付の建物にいた管理人らしき夫婦から、せっかく訪れたのも縁というものだからお茶でも飲んで行きなさいと言われ、お茶と水菓子の接待を受けるあいだ、この宗教施設の教義をえんえんと聞かされてしまった。
まあ、これもたしかになんかの縁なんだろうな。
山神山を下って、また海岸線に沿って走行。
本日の目的地は、昨日もそこの名物である牡蠣を食った日生町。日生町には「牡蠣オコ」という有名なB級グルメがあり、本場のそれを食ってみようと思ったのである。
そして、ルートとして日生町へと渡る橋を通る予定であったが、近くに来て気づいたのだが、どうもその橋は自動車専用道「岡山ブルーライン」につながっているようである。そうなると自転車は通れない可能性がある。(自動車専用道でも歩道がついている道路は結構多い)
スマートフォンで調べてみると、…自転車は駄目であった。
それゆえ、下図に示すように、片上湾をぐるりと迂回する羽目になり、20kmほど余分に走ることとなった。
この自転車旅行では、安全のため極力日が暮れての走行は避けていたが、今回はこの誤算が響き、日が暮れての走行となってしまった。
キャットアイのライトのみでは心もとないので、さらにヘッドライトも装着して走り、暗いなか日生町に到着。
日生町での目当ては、ご当地B級グルメ「カキオコ」。牡蛎のたっぷり入ったお好み焼きである。
日生町にはもう来ることもないだろうから何軒も食べ歩きをしようとおもったが、一軒目が「福来」、二軒目が「もりした」という店で、合計二枚食ったところで腹一杯になり、ギブアップ。
お好み焼きって、けっこう腹にきます。
「福来」は「牡蛎の入った普通のお好み焼き」という感じだったけど、「もりした」はあっさりした醤油ダレの味付けで、牡蛎の個性をうまく生かしたお好み焼きであり、A級グルメに近いのでは、とも思った。
なお、本日は平日ゆえ食べ歩きが出来たが、休日ともなると近郊の県からどっと人が訪れるので、どの店も長い行列ができ、食べ歩きは困難になるとのこと。
そこまでして食うようなものでもないとは思うけど。
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