兵庫編(1) 丹後間人→城崎 57.7km
三養荘朝食。
朝からノドグロである。これを肴に一杯やりたいところであるが、サイクリングが控えているので、ぐっと自制。
さて間人に来たからには、残りの丹後半島を走るのは必然として、次はどこに行くべきか。近くの観光地といえば、あの「城崎温泉」があるので、そこに行ってみることにする。
丹後半島を過ぎて少し行ったところに、「小天橋立」という名勝がある。
京丹後市の久美浜湾にかかる砂洲が天橋立のミニチュア版みたいな形となっているので、「小橋立」と名付けられたそうだ。
自転車でそこを走ってみたが、なにがなんやらよく分からなかったので、通り過ぎたのち小天橋立の向かいにある「兜山」という小山に登ることにした。自転車では途中までしか行けず、あとは徒歩で登り、そこから眺めた風景。
田園と、紅葉と、それから湾に中洲。なかなかの絶景である。
【県境】
京丹後市から兵庫県に入るには、トンネルで抜ける国道と、峠を越える県道の二つのルートがある。トンネルルートのほうが楽そうだったが、トンネルは通らずに済むなら通らずに済んだほうがいいので、峠越えルートを選択。
さほどの高さのない峠であった。
やはり西日本に来ると、県境もスケールが小さくなる。
本日は城崎温泉に宿泊。
ここも有名な旅館がいくつもあるけど、そこでは蟹のフルコースなのは分かりきっているので、ホテルに宿泊。
城崎は、源泉を一括管理して、いい状態の温泉を限られた施設で提供するようにしているため、温泉を楽しむためには外湯巡りが名物となっている。
歴史ある外湯は、いずこの建物の雰囲気もよく、そして浴衣に下駄で湯巡りをする宿泊客も多く、城崎の地に独特の風情を与えていた。
これは、いい温泉地である。
夕飯は宿近くの居酒屋「こ夢」で。
小粋な女将の切り盛りしている、雰囲気のいい店で、古谷三敏のコミックにでも出てきそうな店である。
寒い日のおでんは、やはりいい。とてもいい。
女将に山陰のお勧めを聞くと、「大乗寺と余部は外せない」とのプランに乗り、明日はさらに西に向かうことにした。
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