富山編(3) 富山市
富山市の朝。
日の出前に立山連峰はくっきりとその稜線を見せていたが、やがて山の陰から日が登った。
荘厳たる光景であった。
本日はサイクリングは行わず、ぶらぶらと富山市内を散策。
とりあえず富山城へと行ってみた。
日本は大きな都市ではたいてい城があるし、目立つように造っているので、ついつい行ってしまう。
おかげで日本全国の城にはけっこう詳しくなった。
(で、「ここは行っとけ」という城はマレということも分かった)
富山市で見つけた宮崎地鶏店。
わざわざ宮崎日南市の養鶏場から直送しているらしい。
このあたりだっていくらでも良い地鶏はいるだろうに、なぜ富山に宮崎地鶏?という気もしないでもないが、意外と宮崎地鶏は全国的ブランドなものになっているのかもしれない。そうだとすると、東国原前知事のおかげかな。
ズワイガニ漁は11月上旬から解禁となっており、魚屋にもたくさん並んでいる。
せっかくなので、家に一匹送っておいた。
一匹1万円なので、現地で買ってもそんなに安くなるわけではないようだ。
富山市二泊目の夕食は、「鮨人」にて。
店主は地元出身で、美味しい富山湾の魚を自分なりの工夫でさらに美味しく食べてもらおうと寿司屋を開いたという、元気な若手職人である。
肴は、造り(サワラ炙り、〆鯖、〆鯵、雲丹、水ダコ)、ノドグロのネギマと牡丹エビの鮨(写真)、香箱ガニ、茶碗蒸し、ノドグロ湯シモ、紅葉鯛造り、など。
素材良し、工夫よし、いい肴のオンパレード。
鮨は、平目昆布〆、アラ、〆鯖、アオリイカ、コハダ、鰤のヅケ、甘エビ、白エビ、赤身、中トロ、雲丹、カッパといったところ。
白身は寝かさず、ヒカリモノはけっこうきっちりしめ、シャリは砂糖なしの赤酢。
江戸前のようでもあり、そうでもない独特の鮨。
店主はどこで修業したというわけではなく、独自に鮨を学び、自分流の鮨を開拓中とのこと。
総じてレベルが高く、富山のなかでもトップクラスと思える寿司店であった。
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