石川編(2) 七尾→珠洲 88.7km
雨が降ったり止んだりするなか、能登半島一周に向けてスタート。
最初の名所は七尾湾をまたぐ能登島大橋である。真下に七尾湾を眺めながら、風景を愛でながらの快適走行、の予定だったが、橋にあがるととんでもない強風が横殴りに吹いていて、斜めに傾けないとまっすぐ走れない。しかも時に凄まじい突風となり、自転車が揺らいでしまう。
ツーリングバイクは車高が高いし重心も高いので、下手すると風にあおられて、欄干にぶつかり、それを越えて落ちてしまう可能性がある。下は海とはいえ、高度は相当にあるので、落ちればまず命はない。
非常に危険である。
それで自転車を下りて、身をかがめて1km近くを押して歩いていく羽目になり、まったく楽しくなかった。
能登島を半周ほどしてまた橋を渡る必要がある。
また同じような風が吹いていると大変だなと思ったが、こちらの橋は高度がさほどないせいか、風は弱く助かった。
海から離れて山間部を走るうち、雨が土砂降りとなったので、屋根付きのバス停に避難して雨宿り。
よく降りますなあ。
雨があがってからまた走行を開始。
雨上がりの空には大きな虹がかかっていた。
平地では大きなブリッジを描き、海では海からすっくと立ち上がっていた。
夕方の虹は「明日の好天の知らせ」といわれ吉兆のはずなんだが、…予報では明日も雨なんだよなあ。
宿泊は珠洲市の谷野旅館にて。
今の時期は旅館に泊まると、料理はたいていカニづくし。
この旅館もそうであり、松葉カニは焼きカニ・カニ鍋・刺身で。紅ズワイガニは茹でて。それと香箱ガニ。さらに、カニ茶碗蒸し、カニ味噌汁、カニクリームコロッケ、そしてカニ釜飯で〆。
カニ、カニ、カニ、カニである。
たいへん美味しゅうございました。
しかし、さすがに富山から四日間続けて香箱ガニ食ったりしていると、身体がカニ忌避モードになってきた。
能登半島を一周したのちは金沢市に入って、有名店の食べ歩きをするので、このままのパターンで夕飯食っていると身体がもたない。
それで、金沢食べ歩きに備えて、明日と明後日は粗食モードにして、体調を整えようと固く心に誓う私であった。
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