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October 31, 2011

福島編(2) 飯坂温泉

【朝食】
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 かわせみの朝食は夕食に劣らず絶品である。
 鰆西京焼き、生ハム、イクラ、車海老・ホタテ貝・麩・季節野菜の朴葉焼き、味噌汁(浅蜊が大きい)、パリパリの焼海苔、等々。
 良い朝食のおかずは、そのまま良いツマミとなる。そして今日はサイクリングの予定もないので、これを肴に朝からビールをあけよう。
 …ああ、幸せ。
 優雅な休日じゃ。

【かわせみ正面】
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 かわせみ玄関への道はこんな感じ。
 緑あふるる樹木と、優美な曲線をえがいた砂利を敷き詰めた道。
 かわせみを訪れた人は、この段階ですでにかわせみワールドに引き込まれる。

【医王寺】
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 朝食のあとは飯坂温泉を散策。
 福島市の奥座敷的存在である飯坂温泉は、温泉以外なにもないようなところであるが、それでも医王寺がいちおうの名所。(医王寺という名の寺は全国のあちこちにあるけれど宗派があちこちで違っていてなにやらよく分からん寺である)
 飯坂温泉の医王寺は奥州藤原時代のこの地の豪族の菩提寺である。
 この一族が源義経に随行して各地を転戦し亡くなったことで有名であり、松尾芭蕉も奥の細道紀行のさい訪れて句を詠んでいる。

【庭】
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 宿に戻って、本日は部屋を変えて、「雛罌粟」という部屋。昨日の「小萩」とは違って、紅葉は気配もなし。これはしくじったか。

【露天風呂】
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 それでも露天風呂から見る風景は、緑の樹々のほうが、風呂から流れ落ちる源泉のお湯の、水多き風景とマッチしていたようではあった。

【夕食1】
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 かわせみ連泊の二日目の夕食。当然ながら昨日とは全くメニューはかぶっていない。
 この酒肴の盛り合わせは、素朴そうに見えて、それぞれがじつに手の込んだ料理となっており、感服しながら酒がどんどん進む。

【夕食2】
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 本日のメインは「ノドグロとタラバ蟹の極上白子グラタン」という派手なもの。
 タラバ蟹、ノドグロという日本を代表する濃厚食材を主役として、これも日本を代表する食材、フグの白子をベースにしたホワイトソースで、聖護院カブ、舞茸、餅も入れてグラタン鍋にするという、混沌の極みにあるような料理。
 こういう「いいものなんでも突っ込む系料理」は、えてして単に贅沢の極致を目指す珍料理となりがちであり、…まあその気もないではないが、でも「ご馳走を食いたい」と願いここを訪れる人には、必ず満足感を与えられる、凄まじい料理。
 これをしっかりと食い、かわせみワールドの世界を堪能してしまった。

 連泊してよりよく分かったけど、この宿では、「客に美味いものを食わせたい」という料理人の気持ちが、ひしひしと迫真性をもって伝わってくる。
 この迫力を味わうためだけでも、かわせみに泊まる価値は十二分にあります。

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