秋田編(8) 角館→田沢湖→大曲 77.8km
朝、寒くて目が覚めた。本日は今年一番の冷え込みとニュースで言っている。
…そしてこのあとも寒い日は続くことになる。
角館を出て国道46号線に入り、田沢湖を目指す。大きな虹が出ていた。
寒い寒いと思いながら自転車を走らせていたところ、道路の温度標識が6℃を示している。
どうりで寒いはずだよ、と思ったけど、今思えば6℃なんて可愛いものであった。
田沢湖は火口湖でないので、さほど高い山を登らずに到達できるが、それでも湖の手前にそれなりの坂があり、ここを登りつめれば湖を見ることができる。
日本一水深の深い湖、田沢湖に到着。
澄んだ藍色の湖面の色で有名であるが、本日は曇天のため、その美しさがよく分からないのが残念。
田沢湖周囲を半周。
湖周囲はフラットで走りやすく、眺めも良い。紅葉の盛りのときは、さぞかし気持ちの良い道となるであろう。
角館から田沢湖に向かったからには、その方向のまま行けば、岩手雫石であり、そのまま抜けるのが自然なコースだ。
しかし岩手に出てしまうと、沿岸の道路状況がいまだ回復しておらず、自転車の走行が困難極まると思われるので、ここは国道105号線を秋田大曲方向へ引き返すことにする。
そういうわけで角館を通り過ぎて、大曲市に到着。
大曲市は、全国的に「花火の町」で有名で、毎月花火大会をやっており、かつ昼間でも花火大会をするという所だそうだ。運よく花火大会が開かれておればラッキーであったが、もちろんそういうことはなかった。
この地の食の名物は、ホテルに置いていたメニュー表によると「カレー旨麺」とか、「横手焼きそば」とかだそうだ。あと花火にちなんだ「打ち上げラーメン」なんてものがあるそうで、ハンバーグとタバスコが入った強烈なラーメンとのこと。
いずれもあんまり食指が動くようなものでもなく、結局は近くにあった「びんずる」という居酒屋に行った。
居酒屋では、定番的につくりと焼き魚などを食った。
内陸部にしては良い素材を使った、けっこういいレベルの店であった。
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