近づいて来るもの
五ヶ月前に父が亡くなり、そのときの葬儀に遠方から従兄が来て参列してくれた。60代の人で、ゴルフが大の趣味であり、週末ごとのゴルフ三昧で、日に焼けた姿が印象的であった。
しかし二ヶ月前ほどに体調を崩し、病院に入院して検査を受けたところ手の施しのようのない末期癌ということが判明し、結局短い闘病期間ののち亡くなり、先日訃報を聞いた。
人は必ず死ぬものであるが、それでも人の運命というのは、ほんとに分からないものであることを実感する。
そして、また身内の死はけっこうこたえるものがある。
とりわけ、親が死ぬと、見えて来る風景が明らかに変わってくる。
私は自分が死なないとはまさか思ってもいないが、それでもそれはまだまだ先の、漠然としたものにしか感じられない。しかしながら、親が亡くなると、なんというか防波堤が崩れた、あるいは外堀が埋められたように、いまだ漠然たる姿ではあるが、死が確実に近づいて来たことを感じた。
それから、人生が有限であることも、またよりはっきりと分かって来る。
歳をとるというのは、そういうことを知っていく過程なのだろうけど、今年は大震災以来、心が重たくなるような事柄が続き、平成23年という年は一生忘れらない年になるのだろうな。
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Comments
ご冥福をお祈りします。
Posted by: キヨシ | September 05, 2011 09:05 PM
ありがとうございます。
私もいろいろ思うことがあり、心機一転して、次なる旅への準備中であります。
Posted by: 湯平 | September 05, 2011 10:26 PM