山の中のカレー:祝子川温泉・美人の湯@延岡市大崩山麓
梅雨が明けて、暑いことに関して暑いと言うのも、暑いと考えるも嫌になるくらい、暑い日が続いている。
暑い、暑い、暑い………
暑いときは、暑さを逃れるために、空調の利いた屋内でのんびりと過ごすのが、心身ともによろしいはずだが、今夏は暑さに対抗する必要があり、今日も自転車で外へと行かねばならない。
さて、どこに行くべきか。
とりあえず昼飯を食いに行こう。
そして、ネット情報で、大崩山の登山基地みたいな祝子川温泉施設「美人の湯」で、カレーの新メニューが出来たという情報を得たので、それを目当てにサイクリングすることにした。
延岡発で出発であるが、途中の延岡中心街の「山下新天街」は、七夕祭りであった。
普段は寂れているアーケード街であるが、こういうときは活気がある。
この活気を持続させて、大型商業施設に負けぬ集客力を持っていってもらいたいものとか思う。
山下新天街を少し出たところで、大崩山に向かうオリンピアロードが始まり、それに沿って、緩い傾斜の登り道を走っていけば、やがて祝子川ダムにたどり着く。
ここからは大崩山を見ることができる。
…オリンピアロードって、旭化成のマラソン選手が練習用に使っていて、ここを走った選手たちがオリンピックに出場したという、由緒ある道である。
マラソン用の練習道だけあって、自転車で走るぶんにはたいした疲労のある道ではないのだが、梅雨明けで気温が30度を超える環境では、すごくきつかった。
いつもなら単なる通過点の祝子川ダムも、今回ばかりは、やっとここまでたどり着いたかという、妙な感慨を持ってしまった。
祝子川ダムからも、ちょっとしたアップダウンはあるのだが、なんとかそれをクリアして、本日の目的地「美人の湯」に到着。
ここは、九州一の名山である大崩山の麓にあり、その登山基地になっているような施設だ。
「美人の湯」は、温泉施設であるが、食事処も併設されている。
食事処は、天井が高く、広々とした空間を持ち、山岳地帯の旧家のような雰囲気がある。
今日は新メニュー「キーマカレー」を楽しむ予定であったが、…あれ、メニューにない。よく聞くと、これは7月16日からなのであった。あとでみるとネットでもそういう情報であり、私のフライングであった。
それで、予定を変更して、激辛カレーを注文する。
美人の湯は、「温泉」と「大崩山」をメインとしているが、それだけでは集客力に難があるので、料理長が食事にも力を入れている。
その料理長作の自慢料理の一つが、辛~いカレーであり、メニューにこの激辛カレーがある。
スパイスのバランスも丁度いい、辛さをうまくまとめているカレーである。
辛いカレーには裏メニューがあり、超激辛ヴァージョンもある。「悶絶カレー」というカレーがそれで、料理長に直接頼めば出てくるそうだ。
激辛カレーが、なかなかいい出来のカレーなので、私も今度それを頼んでみようかな。
疲れた身体に元気がよみがえるような激辛カレーを食い、さて、帰りは坂を上り返すルートで帰ろうかなあとも思ったが、外に出て自転車に乗った途端、あまりの暑さに坂など上る気力も起きず、結局はもと来た道をただただ下っていった。
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