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July 24, 2011

阿蘇望@2011年(1)

 7月下旬という最も暑い時期に、大きな峠を4つ越え、獲得標高3000m、そして120kmの距離を制限時間8時間以内で走るという、少々常軌を逸したサイクルイベント「阿蘇望」。
 自転車をやりだして最初その存在を知ったときは、「世の中には、そういうものに敢えて参加する、物好きな人たちがいるんだなあ」程度に思っていた。しかしながら九州在住のサイクリストとして、「阿蘇望」の存在感がだんだんと心のなかで存在感を増してきて、どんなものであろうか一回は経験しないといけないイベントと思うようになってきた。
 というわけで、「阿蘇望」に初チャレンジをした。

【スタート】
1

 スタートは南阿蘇のアスペクタから。
 我慢比べ大会みたいな阿蘇望といえど、参加希望者は多く、4峠越えのAコースは600名もの参加者である。道が狭いのと、人数が多いことから、50名ずつ数分ごとに時間を分けてのスタートとなるが、最後尾近くになると30分送れのスタートとなる。しかし締切り時間はみな同じ午後5時なので、これは後ろで出発する人にとってけっこうなハンデになるのでは。

【国道325号線】
2

 アスペクタからの坂を阿蘇盆地まで下りて、国道325号線へ入る。ローソンのあるところの角である。
 ここから見える阿蘇内輪山への道、阿蘇登山道の坂を登っていく。
 草千里までの坂は舗装路の整備もよく、傾斜もさほどないことから、それほど疲労感は感じない坂である。
 坂に入れば、だいたいみな同じようなスピードとなり、まっすぐ続く坂に、サイクリストたちが長い列をつくって巡航している姿は、けっこう壮観である。

【火の山トンネル】
3

 牧草地の広がる阿蘇の風景を眺めながら、登りが一段落したところが火の山トンネルである。811mもある長く暗いトンネルで、なにか事故が起きるとしたらここだろうと思い慎重に通る。
 トンネルのなかは外の世界と比べ、ずいぶんとひんやりしており、暑いときは快適そのものであるが、これはサイクリストにしか知らない世界でもある。

【マシントラブル】
4

 中岳ロープウェイ入口から草千里までの阿蘇パノラマラインは、いったんは下り坂となり、速度を出せるところだ。
 ここでギアチェンジを間違え、チェーンが外れてしまい、はめなおした。
 …今度のサイクリングでは、マシントラブルは幸いこの一回だけであった。
 まあ今回は、ありがたいことに延岡チームのサボートカーが走っているので少々のトラブルは問題ないのだけど、トラブルはないにこしたことはない。

【草千里浜展望所】
5

 阿蘇登山道を登りつめたところが草千里展望所である。
 眺めのよいところなので、サイクリストがたくさん休憩していると思いきや、大半は止まることもなく、さっさと峠を下っていっている。
 そして、「阿蘇望」参加者たちは山の登り下りに慣れているのか、下りが滅法速かった。サイクリング大会にはいろいろ出たが、ここまでダウンヒルで自転車を飛ばす人が多い大会は初めて経験した。

【竹原牧場(第一エイド)】
6

 第一の峠を越えて、おそろしくスピードを出すサイクリストたちに、ぶんぶん追い抜かれながら、阿蘇盆地まで下り、第一エイドの竹原牧場にと着く。
 まだ午前中で、さほど気温はあがっていないが、「阿蘇望」は熱中症には十分すぎるほど気をつける必要があるので、各エイドで、冷たい水をしっかりと飲むことにする。

【箱石峠(第二エイド】
7

 国道57号線に入らず、ショートカットするような形で県道265号線に入り、第2の峠箱石峠を目指す。
 この道も阿蘇の雄大な風景を楽しめる道である。
 峻嶮な根子岳の姿が大きく、近づいて見えて来たころに、箱石峠に到着である。
 ここで最初のチェックがあり、そのチェック表を見ると、私は全体の半分くらいの位置にいるみたいであった。

【阿蘇五岳】
8

 箱石峠から今登った道を振り返る。その奥には阿蘇五岳の、根子岳、高岳、中岳の勇壮な姿を見ることができる。
 ここから高森へ向けて、小刻みなアップダウンを繰り返したのち、下りの道に入り、県道265号線からわき道にはいって、別荘地を通ったのち、白水へと下り、行きに通ったローソンの角を直進して、アスペクタへと戻る。

【アスペクタ】
9

 昼食会場アスペクタへは午後1時に着。速くもなく、遅くもないペースである。
 昼食は熊本名物「ダゴ汁」に「お握り」。
 こういう大会にしては意外と塩分ひかえめな味付けで、おいしかった。
 しかしもっとおいしかったのは、大きなバケツのなかに冷水につけられていた地元取れたてのキュウリであり、甘みも旨みも十分で、そして清涼感たっぷりであった。

 食事をとったのちは、さて残りの2つの峠を越えねばならない。
 午前中の峠越えは、プロローグであり、ウォーミングアップみたいなものなので、これからが本番である。
 午後になり暑さは増すだろうし、地蔵峠はもっとも手強い坂だ。
 気合いを入れて、出発しよう。

 …………………………………

 阿蘇望@2011年(2)

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Comments

阿蘇望完走お疲れ様でした!!

初めての阿蘇望を楽しみながら?!上っているのがすっごく分かります^^
(記事を読ませてもらって、続きを早く読みたいと思ってしまいました!!)

マシントラブルも1回しかなくて良かったですね。
(しかも延岡のサポートカーがついていれば本当に心強いですよね♪)

後半の2つの峠越えの続きも楽しみにしていま~す^^

Posted by: YOGEN | July 26, 2011 05:16 AM

ほんと暑かったです。
走らなかったのに帰ったら軽い熱中症になってました。

来年もまた開催しますので、ぜひおいでください。
(昔は参加者、今はボランティアスタッフより)

Posted by: らいおん | July 26, 2011 10:32 AM

>YOGENさん
目標としていた完走ができ、愛宕山とETOランドの日々が無駄にならずに、よかったと思っております。
プログラムをみると、宮崎からはAB合わせて72名参加しており、熊本阿蘇のイベントといえど、宮崎人にも人気のあるイベントのようです。
YOGENさんは脚力ありますから、一度は参加されてはいかがでしょう?
二度以上はともかくとして、一度は経験してみる価値はあると思います。

>らいおんさん
競技者も暑いですけど、あくまでも自分たちの趣味での暑さなのに、ボランティアスタッフはサポートしながらの暑さですので、その好意には、本当に感謝いたしました。
この素晴らしいイベントがこれからも続いていくことを、心より願っております。

Posted by: 湯平 | July 26, 2011 05:20 PM

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