暑さに耐えよう! -真夏日のサイクリング
6月になって、空の底が抜けたように、ひたすら雨が降り続く日々を南九州は迎えている。
まったく世の中にはこんなに雨の素があったのかと、6月以前のカラカラ乾季の日々を知る者としては思ってしまうわけであるが、そのせいでなかなか自転車で外に出ることができない。
ところが、昨日・本日と、世の中には「晴れの日」もあったのだなあとか思い起こすような、見事な晴天が続いている。
そういうわけで、定番の愛宕山裏表サイクリングに行ってきた。
…行ってきたはいいが、30度を超える気温と、蒸し蒸しの湿気で、登り始めてすぐに、「こんなもん、絶対面白くねえ!」と引き返したくなった。まるでサウナの中で自転車を漕ぐような行為は、他人が見ても楽しくないだろうし、自分自身もまったく楽しくない。
そういうわけで、「今年のサイクリングの季節は終わった、あとは10月にまた乗りましょう」と例年のごとく決意し、自転車はそのままお蔵入りでよかったのだが、残念ながら(?)、今年の夏は「阿蘇望」という目標がある。
この暑さに耐えられねば、とても阿蘇望完走など無理なのは明らかなので、引き返すのを我慢し、根性で登っていく。
登っていくと、この暑さでは心拍数がいつもより上がり、それに従いギアも1~2枚上げることになる。なんとか心拍数160以下を保持しながら登りつめた。
そういえば、前に愛宕山の伝説などを書いたが、そういう伝説を省いても愛宕山は魅力ある山で、展望も良く、特に夜景は素晴らしいものがある。
とりあえず、愛宕山公園から見る、日向方向の景色を以下に紹介。
愛宕山をいったん下る途中、3台のMTBチームとすれ違う。愛宕山も、サイクリストが増えてきたなあ。
登り返すうち、またすれ違った3台のチームはバラバラに下ってきており、実力に差のあるチームみたいであった。
さて、自転車の魅力の一つは、風をきって進む爽快感だが、この暑さのなかのヒルクライムはとてもそういう爽快感を与えてくれない。
それで、帰りは釈迦地トンネルを越えて、三輪交差点からのフラットルートを高速巡航することにした。この道は、広くて走りやすく、交通量も少ないことから、延岡のサイクリストのよく利用している定番の道である。
ここからは高ケイデンスで、35km/hrで巡航する。いくら暑くても、これくらい速度を出せば、身体を滑っていく風も強く、爽快な気分が味わえた。
夏の時期は、愛宕山ヒルクライムと、この巡航をセットにしないと、とてもサイクリングする気はしないなあ、とか思った。
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