雨、雨、雨、そして光洋へ
6月第二週は梅雨前線と低気圧のダブルパンチで、九州北部にはとんでもない大雨が降り、観測史上最大の降雨量を記録する始末。一日で500mmを越えたそうだ。
この大雨のなか、由布院から宮崎に帰るまでには、所用で熊本に寄る必要があり、雨雲の中の山道を車で行くというハードドライビングを経験する羽目になってしまった。
いや、すごかった。
稜線上の山道では雨は横殴りに降り、フロントガラスには雨が突き刺さるように寸断なく降り、まさに滝の中を進むような感覚であった。
そしてアップダウンの続く道で、ダウンの部には雨水が満ちており、そこに突っ込むと、車全体が水に包まれ何も見えなくなり、非常にスリリングな瞬間を経験する。
そういう危険な道を行くうち、なんとか山を下り平地を走ると、今度は交通の寸断により、大渋滞にはまったりして、とても疲れるドライビングとなってしまった。
写真は218号線で、緑川ダムの放流のところを写したものである。
この緑川の増水ぶりもたいしたものだが、白川、五ヶ瀬川、大瀬川の濁流ぶりも、とんでもないものであった。
そして、この大量の水の流れに耐え、氾濫せずに抑えている、河川の整備もたいしたものだと思った。日本の治水のレベルって、高いですな。
そういう感想をもちつつ、由布院から大回りをして、延岡に帰り着く。
本日は宮崎市の光洋で食事会の予定があったのだが、10号線もJRも動かないだろうから、キャンセルだなと思っていたけど、…宮崎に入ると雨の勢いが弱くなった。JRに問い合わせると、平常通り動いているとのこと。
鹿児島から福岡までの鉄道のラインは麻痺していたが、九州の東側はなんとか動いていたのか。
ならば、光洋に行ってみるか。
だいたい由布院からは、この会に備えてのB-speakのロールケーキを4本用意している。賞味期限の短いものゆえ、光洋に持っていかねば、そのままゴミになってしまう。
というわけで、それなりの雨の降るなか、ロールケーキをぶらさげて、JRで宮崎市までと行った。
…おれって、タフだなあ、とか思いつつ。
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