« 読書:初代竹内洋岳に聞く (著)塩野米松 | Main | 大雨のなかのミヤマキリシマ@九重 »

June 09, 2011

暑さに勝ちたい。 -「阿蘇望」挑戦記

【愛宕山】
Atago

 夏は暑いものと決まっていて、その時期は古来よりひたすら耐えることと決まっている。
 無駄と言えるまでに暑く、湿気が満ちている季節を、これは天の意地悪だと諦め、ただただその季節が過ぎていくことを願う、これが本邦のほとんどの人のライフスタイルとなっている。

 …このブログは私の備忘録的役割があり、その暑い季節、7月~9月になにをやっていたのだろうと思って見直すと、アウトドア系統が趣味の私は、その時期はまったく何もやっていない。
 じつに季節に素直な男と、ちょっと感心してしまったりした。

 そういうわけで、梅雨が過ぎて、7月になれば登山もサイクリングも休眠というはずだが、今年は、狙っているものがある。
 九州サイクリング、最難関の「阿蘇望」である。

 「阿蘇望」は、阿蘇の4つの大きな峠を越え、獲得標高3000m、走行距離120kmを8時間以内で走るというイベントである。
 その値だけ出せば、それほど凄いコースとは思えないだろうが、問題はその開催時期だ。7月24日、暑さの盛りの時期である。
 阿蘇盆地は標高500mといえど、それでも日が照っていれば、余裕で気温は30度を超える時期である。
 サイクリングの最大級の敵は、暑さと湿度である。ヒルクライムをやっていて体温がどんどん上がっているときに、周囲の気温と湿度がそれをさらに高めるような状況では、誰しもめげてしまう。そして、実際にかなりの人がめげてしまい、「阿蘇望」は完走率65%程度という、じつに過酷なイベントとなっている。

 この暑さと湿度と戦う過酷なイベントを、なんとか力づくでねじ伏せれば、…けっこうかっこいいのではないだろうか?
 「おれは阿蘇望完走したんだぜ」とか言えるようになれば、人生なにかの自信の足しになるような気がする。(世のなかには「阿蘇望」など知らない人が圧倒的多数とはいえ)

 そういうわけで、「阿蘇望」に申込みをいたしました。
 ただし客観的にみて、誰がこんなもんに参加しようとするんだいと思うような「阿蘇望」なのに、自転車界には、参加したい者がいくらでもいるみたいで、すでに定員オーバーとなっており、エントリーできるかどうかは、微妙なところである。
 さてどうなることやら。


 ただ、もしエントリーできたら、「阿蘇望」まではあと1ヶ月半しかない。
 私を知っている者は、私なら阿蘇望は完走できるだろうと言うだろうけど、本人にはまったく自信がない。私は暑さに弱いのだ。
 8時間で3000mを越えるのは今の時期ならno problemだが、30度を超える気温で行うなら、もう1ランク上の力、すなわち8時間で4000m超える力がないと、とても完遂できそうにない。

 そういうわけで、6月に入って、近くの山でトレーニング中である。
 延岡のランドマークの山である愛宕山は、10%近い坂を200m登る道があり、それを2回登れば、けっこうなトレーニングになる。
 これをアウターで登れるまで鍛えれば、阿蘇望完遂も、なんとか視野に入れそうだ。

 …ただし、7月になり暑くなれば、ただちにやる気がなくなりそうなので、自戒の意味を込めて、ブログで宣言しておくことにしてみた。


 ところで、愛宕山を登っているとき、近頃いつもすれ違う人がいる。
 ロードでなく、MTBで思いっきりの高ケイデンスで、気合で上がってくる人である。最初、後ろから追って来られたとき、聞こえてくるあまりの呼吸の激しさに、…この人はなにをこんなに頑張っているのだろう、心臓大丈夫だろうか、とか思ってしまい、「あのー、心拍数、大丈夫ですか?」とか聞いてしまったが、ゼイゼイ言いながらも「大丈夫です」と気丈に答えられた。強い人だと、感心してしまった。

 そのMTB乗りの人は、ブログも開いており、延岡のサイクリング事情、美味しい店、飼い犬の成長期と、楽しいブログである。
 自転車乗っていると、いろいろと出会いがある。自転車はやはり面白い。


 …………………………………
 阿蘇望2011(前半)
 阿蘇望2011(後半)

|

« 読書:初代竹内洋岳に聞く (著)塩野米松 | Main | 大雨のなかのミヤマキリシマ@九重 »

自転車」カテゴリの記事

延岡」カテゴリの記事

Comments

湯平さん、こんばんは!!

今日は山ですれ違う時に手を振っていただいたので嬉しく思っていたのですが、身内のお店にも来ていただき、驚くと同時に本当に嬉しく思いました!!

阿蘇望、エントリー出来てると良いですね^^

湯平さんのあの走りなら、間違いなく完走できると思いますよ!!

明日も山でお会い出来るのを楽しみにしています。
(今後ともよろしくお願い致します)

Posted by: YOGEN | June 09, 2011 11:44 PM

追伸です
(一度に書けずに済みません)

ブログの紹介ありがとうございました。
私はただの自転車好きの犬好きなので、面白いブログではないですよ^^;
(正直まだブログ4ヵ月の初心者マークです!)

先程湯平さんのブログもリンクできるように今日のブログを修正させていただきました!!

お互いに、ブログを通じて延岡だけでなく色んなサイクリストの方々とつながるといいですよね!!
(今回の出会いに感謝しています)

Posted by: YOGEN | June 10, 2011 12:21 AM

今くらい涼しいと、10%の登りでもそれほど苦じゃないんですけど、暑い時期に登ると、これが大変なんですわ。まわりを熱気が包み、どこにも逃げ場がないというあの閉塞感…。

しかし今年は全国的に節電で「暑さに耐える」が国民的スローガンになっていますので、それに便乗して、阿蘇望を乗り越えようかな、などと強引に思っています。

…明日は他のところに行ってますのでなんですが、たとえば宇納間や東郷などへのサイクリングなどもいずれ同行したいと思っております。

Posted by: 湯平 | June 10, 2011 12:21 AM

やっぱ出られんですか?!阿蘇望
きついみたいですよ~

私なんかおじけづいてBコースにしましたよ
今からの申し込みは会員のみ!!
厳しいのでは???

Bコースにしましたら?

そうそう、田中サイクル 阿蘇望練習会ありますよ

たしか6/25土とか言ってましたよ

Posted by: キヨシ | June 10, 2011 08:04 PM

お~っ、阿蘇望エントリーですか?
元気ですねぇ(笑)

私は「あんた~真夏に何考えちょっとね~、止めちょきな~い」と
言われてることもあり、これからも不参加です。

Posted by: itijouji1969 | June 12, 2011 11:06 AM

>キヨシさん
Bコースは、峠2つだけだから、ちょっと物足りないのでは?

25日、参加したいんですけど、仕事で行けません。

ともかく暑さとの勝負でしょうから、暑さに耐えられるように鍛えたいと思います。

Posted by: 湯平 | June 13, 2011 11:58 PM

>itijouji1969さん

暑いのはたしかでしょうが、去年に参加した6月の宮古島だって、7月の阿蘇なみの気温のような気はしますけど。

阿蘇望、走ることができ、それが楽しかったら、来年の参加をぜひ勧めます。

Posted by: 湯平 | June 14, 2011 12:01 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 暑さに勝ちたい。 -「阿蘇望」挑戦記:

« 読書:初代竹内洋岳に聞く (著)塩野米松 | Main | 大雨のなかのミヤマキリシマ@九重 »