酒:Bar P.M.9
與兵衛で鮨を食って酒を飲んだのちの〆は、新橋のBar P.M.9にて。
新橋駅は銀座に接しており、新橋は銀座の続きみたいなものなのだが、首都高速をくぐって新橋areaに入ると、街の雰囲気が銀座とまったく異ってしまうのが面白い。
雰囲気は一挙に雑多になります。雑多になるのはいいが、客引きばかりが道路に満ちているのはどうしたものか、とは思うなあ。
新橋といえば、烏森神社にSL広場。
まずは烏森神社へお参り。
ここはあの大ムカデ退治で有名な俵藤太に由来する、由緒ある神社である。
…由緒ある神社なのではあるが、私らみたいな地方人からすると、都会はずいぶんと狭いところに神社を祀るのだなあ、とか思ってしまう、そういう造りの神社であることのほうが印象深い。地方では、神社はやたらに広いところにあるのが普通であろうからして。
東京も昔から比べると、タバコに対して規制が厳しくなっているようで、Barなのに禁煙マークがついている。
私みたいな非喫煙者からすると、たいへん有難いことであるが、Barでさえそいうことになってるんだなあ、と感心する。
まあ、Bar P.M.9の以前あった店は「鮨処しみづ」であり、「鮨処しみづ」は以前の東京においては珍しい禁煙寿司店であったから、その流れなんではあろうけど。
Bar P.M.9は「鮨処しみづ」が、通りの対面に移ったため、「鮨処しみづ」をそのままBarにしたものである。
ただし、カウンターに座ったところ、前の店では入口が右手にあったのに、この店では左手にある。なんかおかしいので、聞いてみたら、カウンターから何から全部取り替えたとのことであった。
若いバーテンデーと、女将とで切り回すこじんまりとした店である。
女将はしみづ店主の奥さんであり、また元の店が「鮨処しみづ」であったため、客層は寿司の流れの人が多いみたい。
私は祇園での「鮨まつもと」の活躍を話題に出して、女将はずいぶんと喜んでいた。「鮨まつもと」の店主は、しみづの一番弟子であったからして。
重厚で落ち着いた雰囲気の店のつくり、そして軽やかな応対のバーテンダーと女将との語らいで、新橋のこの地に、魅力あるBarがあることを確認。
鮨好きの人には、はまるBarだなあと思った。
帰りには新橋駅前のSL広場によってみる。
新橋駅前の広場になぜSLがあるかと言えば、それこそ鉄道の歴史そのもの話が始まるわけで、…新橋も楽しくも奥深いところなのである。
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Comments
宮崎の寿司屋で禁煙のお店はほとんどありませんね。一平寿司くらいですか。光洋にしても入り口の待ち合い所からカウンターに煙が流れてくるし。一流の寿司屋なら店内禁煙にしてほしいものです。味は保障されていますので。私は光洋の寿司を最高の状態で味わいたいと思っています。それには店内を禁煙にすることが必要ではないでしょうか。気になりませんか、入り口の喫煙場所。勝手に私見を述べて申し訳ありません。
Posted by: kurotan | June 12, 2011 02:42 AM
なるほど。今度、店主と話してみたいと思います。
(私の行く時間帯はあまりタバコの臭いがしたことないので、気づきませんでした。)
いい店をさらにいい店に育てるには、客の意見が大切なのであり、今回の貴重な意見ありがとうございます。
Posted by: 湯平 | June 14, 2011 12:07 AM