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April 15, 2011

寿司:光洋@4月

 4月の一心鮨光洋、本日は常連のW氏とN倉氏とで、いつものごとくおまかせメニューを。

 ツマミは、山菜・筍の突出、海そうめん、鯛、中トロ握り、オコゼ(皮・身・肝 湯引きを肝和えポン酢で)、サヨリ、ヒラス、ゲゾ焼、コノコ+ヤリイカ、バチコ、シャコ+シャコの爪、アワビの握り、フグの白子焼。

【サヨリ】
Sayori

 サヨリは透き通るようなうつくしさ。

【イカゲソ】
Ikageso

 どちらかといえば居酒屋メニューである下足焼きは、W氏のたっての希望であった。これをバター焼きすると居酒屋メニューになるけど、上品に塩焼きにしています。

【コノコとヤリイカ】
Konoko

 コノコは瀬戸内海の音戸というところの、獲れたて新鮮なもの。
 口に入れれば、濃厚な海、そのものが迫ってくる。
 これはW氏の伝手で生産者より直に仕入れているものだそうだ。

【バチコ】
Bachiko

 コノコを食えば、当然バチコも食べたくなる。
 塩味、旨味十分なバチコは、酒がいくらでも進む、これこそ「酒盗」そのものだ。

【シャコと爪】
Syako

 卵たっぷりのシャコは、濃厚な味の身とあわせて、じつに豊かな味わいのもの。

【フグの白子】
Sirako

 4月になり、これでフグの白子は終了。また冬に会いましょう。
 白子はいつ食ってもおいしいのであった。


 握りは、キス、カスゴ、ヤリイカ、ヤイト、コハダ、エビ、イワシ、ウニ、穴子などなど。

【キス】
Kisu

 この時期にしてはずいぶんと肉厚のキス。あっさりした〆方でキスの味がよく出ている。歯触りもよろしい。

【カスゴ】
Kasugo

 春の魚、カスゴはまず見た目が美しい。
 〆方も適度なものである。

【ヤリイカ】
Yariika

 今はミズイカよりもヤリイカのほうがよいとのこと。ミズイカよりも切れ味よい食感。

【ヤイト】
Yaito

 ヤイトカツオは、上品で、柔らかな味が特徴。同じ鰹でもマガツオとはまったく異なる食感と味。

【コハダ】
Kohada

 鮨のためにあるような魚、コハダ。
 見るだけでも美味しさのオーラが伝わる、そんな鮨だ。
 というか、おれの写真技術、けっこう上がって来たな。

【中トロ】
Chutoro

 マグロは対馬のもの。旬の時期の味の濃さはないが、そのぶん爽やかな食感がある。

 春はまだ魚に旨みの乗っていない時期だけど、それでどれも十分に持ち味をいかした、美味いものばかりであった。
 宮崎市に光洋あり、と言い切れる、そういう料理である。

【ワインバー HANA】
Hana

 二次会は中央通りのワインバーHANAにて。
 ワイン通W氏の勧めるところなので、マニアックで濃い目系統のワインバーを想像していたら、カジュアルな雰囲気の店であり、ワインもfreshで軽やかなものがよく品ぞろえしていた。これは私も気にいった。
 それと店の奥には日向のK氏ご夫妻がいらっしゃっていて、…どうも宮崎の食通の人たちの集まる店って、決まっているようである

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