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February 15, 2011

大崩山ミステリ -携帯電話の性能について

 先々週の日曜日に大崩山で遭難騒ぎがあって、地元のTV,新聞でも報道された。
 その記事、および「美人の湯」で仕入れた情報によれば、宮崎市在住の43歳の父親と12歳の子供が大崩山に登り午後2時に登頂して、その後下山しているところで道に迷い、日も暮れた午後6時に携帯電話で警察に救助を要請、翌日ヘリコプターで救出されたとのことである。
 この親子はジャージにスニーカーという軽装で山に入っており、途中でみかけた人はとても大崩山に登るものと思えず、近場を散策しているものだろうと思っていたそうである。ジャージはともかくとして、靴がスニーカーだと、いまだ雪の残っている時期、たとえ防水加工していたところで、足が冷たくなってしかたないはずで、まあ普通は誰でもそう思う。しかし親子は登山を敢行し、見事登頂に成功したが、そのあとの詰めが甘く自力で下山できなかった。父親は救助を要請したが、暗くなってからでは救助も困難なためビバークを指示されたそうである。親子は軽装だったわりには、レスキューシートは持参しており、岩陰でシートにくるまって一夜を明かし、翌朝たいした怪我もなく無事に救出された。
 このアドベンチャー親子、その行動については突っ込みどころ満載であるが、警察とそれから奥さんにこってりとしぼられたであろうから、それについては書かない。

 ただ、この遭難騒動の記事で私は一つミステリに思ったことがあった。
 「大崩山って、携帯が通じるところあったっけ?」

 私の経験上、山の稜線から人の住むところが見えれば、だいたい基地局の電波が届くので携帯電話の使用は可能である。祖母山系、九重山系、霧島山系、どこもそうだ。だが大崩山の場合、見晴らしのよい稜線に出ても、基地局が遠いせいか私の携帯電話にはアンテナは立たず、圏外マークが出るのみであった。
 それゆえ、この親子はどうやって携帯を使ったのだろうと疑問に思ったのである。

 しかし「美人の湯」でその疑問を述べたところ、「ドコモだったら使えますよ」との返事であった。…いや、私もドコモなんだけど。

 結論、すなわちミステリの解答編としては、私の携帯に問題があったわけだ。
 私の携帯はmovaであり10年くらい使い続けているものである。これは来年にはもう使用できないのでドコモから機種を変えるように連絡を受けている。ドコモという企業は自分たちで勝手に仕様を変えて、客のハードを使用不能にしたわけで、じつに失礼千万な話である。
 それはともかくとして、そのような古い機種ゆえ、アンテナの感度が低く、遠い電波を拾えないのであろう。

 山での遭難はしたくもないし、する気もないけど、絶対ありえないことではない。そのときに携帯電話が通じるか通じないかは極めて重要なことになる。
 機種の違いでそれが決まってしまうなら、やはり性能のよいものを持っておかねばならないだろう。

 私は登山の装備にはけっこう気をつけているつもりだったが、携帯電話というものには全然考えが及んでいなかった。
 まったく迂闊な話ではあるが、誰かの役にたつかもしれないから、ブログに書き留めておくことにした。

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Comments

私も、AUから機種変更のお勧め(催促)の手紙がじゃんじゃんやってきます。未だにアンテナ付なので、人に見せると笑われます。

Posted by: AB | February 15, 2011 11:30 PM

AB氏ならとっくにiPhonにしているか、スマートフォンにしていると思ったのだが …意外であった。

まあ、私達みたいに、昔からITの新しいのが出ると、飛びついていた世代って、反省期に入ってるのではないだろうか。

私もモバイル使うと、あまりに便利になりすぎて、かえって面白くなくなると思って、あえて新しいものは拒否しています。

Posted by: 管理人 | February 15, 2011 11:44 PM

ドコデモ使うには、ドコモじゃなくて衛星電話って
いう手がありますよ。

冗談ですが・・・(笑)

Posted by: itijouji1969 | February 16, 2011 06:52 AM

衛星電話は導入された頃は結構話題になったのですが、結局、使い難さと通話料の高さで一般人には普及はしなかったですねえ。
ただ世界中のどこでも使えるので、インフラの整っていない辺境の地で活躍されているジャーナリストには重宝されているようです。
それこそアフリカ奥地の戦場の写真でも、瞬時に本社に送れるわけですから。

ちなみに日本において本気でどこでも通信したいなら、無線の免許を取れと言われます。
ただし、日本では携帯の基地局のインフラの整備が進んだため、携帯でほとんど事足りるというのが現実で、無線は廃れつつあります。

Posted by: 管理人 | February 16, 2011 10:54 PM

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