俵屋 御節@二日目
1月2日の朝食も当然御節料理である。
昨日とは御節の品が変っていて、穴子、甘鯛若狭焼き、伊達巻、数の子、昆布巻、生麩、たたき牛蒡、栗金団、イクラなどなど。鮮やかな色とりどりの料理で、眺めているだけで、初春の喜びを感じて来る。
そして御節料理というものは最強の酒の肴なであり、じつに酒が進む…というのは前回も書いたな。
雑煮は本日は澄まし汁を選択。
白味噌仕立ても京風でおいしいのだが、澄まし汁の雑煮は、いい酒の肴になるという利点がある。
雑煮で一杯というのも、またオツなものである。
「翠」の庭はこういう純和風のものであるが、石灯籠のもとには正月らしく、鏡餅が御供えされている。ただしこのミニ鏡餅は、庭に訪れる鳥がつつくため上の餅が落ちていた。これを私がきちんと載せなおして元の形にして、それから撮影した図。
このように、キジバトが俵屋の庭をテリトリーとしているらしく、暁翠庵の庭でもよく見かけた。今、石灯籠の上に乗っているところ。
御節と雑煮でお酒を飲んで、あとは美味しい紅茶で〆とする。
俵屋で年を越し、元日を過ごして、京都の年末年始を満喫したのちは、次は古都奈良へと行くか。
京都の街を歩くと、雪はすっかり溶けてしまっていた。
雪の京都は一日だけの、つかのまの夢のごとき風景であった。
京都駅前も、このように初春を迎え、華やかな門松が飾られていた。
近鉄京都駅からは奈良まで特急で30分と少し。京都と奈良はけっこう近い距離にあるのである。
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