アイスクライミング講習会@宇土内谷三段の滝
寒波襲来により、今冬は宮崎でも雪山が楽しめている。ただ、こちらの山々は花崗岩でできた山、いわゆる岩山が多いのが問題となる。
前回の大崩山くらいなら雪への対策だけでいいのだけど、前々回の大崩山のように岩が軒並みカチンカチンに凍っていると、度胸と体力だけでなんとかなるというレベルを超えてしまい、どこかしこもツルツルと滑りまくるルートを通るのは、危険度が高く、たいそう恐かった。
やはり氷壁に対する基礎技術を持っていないと、県北の冬山は登山していて厳しいものがある。
そういうわけで、氷壁の技術講習を受けてみようと思った。
私がかれこれ10数年前に岩登りを始めたとき、岩登りってロープの結び方間違ったただけで命を失いかねないスポーツなので、さすがにこの基礎技術はプロに教えてもらった。そのプロFさんの主催する登山教室をwebで調べてみると、23日に大崩山の宇土内谷でアイスクライミング講習会を開くことになっている。近場でもあることから、これはラッキーと思い、おひさしぶりです云々のメールを送り、それに参加することにした。
宮崎って、一部は亜熱帯になるほどの南国なのに、このような巨大な氷瀑があることに感心してしまった。
宮崎、なかなか奥が深い。
聳え立つ氷の壁に、アイスバイルとアイゼンを打ち込み、ぐんぐんと登っていく。
寒いなか、こういうことをしてなにが面白いのだろうという意見もあるだろうけど、やってみると確実に面白い。
講師Fさんは、8000m超の山を無酸素で登る人であり、登り方はいうに及ばず、歩き方を後ろから見るだけでも、とてもためになる。
講習は、氷壁に対しての垂直方向への登り方、トラバースの方法、下降の方法、滑落停止の方法等などであり、非常に勉強になった。こういうものは本で読むだけでは、なかなか分からないことがあるからして。
ただ、氷壁を滑落した場合、たとえ20度の傾斜の氷壁でも私にはとても停止できないことは分かった。そんなピッケルワークは無理だ。…ともかく滑落しないことだな。
アイスクライミングを終えたあとは、雪で埋まった沢をおりていく。
この沢、雪の下に薄い氷を張った川が流れており、たくさんの落とし穴があるトラップロードみたいになっており、油断しているとそれにはまってしまい、歩いていて面白かった。
宇土内谷は雪も氷もたくさんあり、ウィンタースポーツが好きな人にはもってこいの遊び場だとは思うのだけど、アプローチが難である。
路肩が崩れていたり、大きな段差があったりする雪道を進まねばたどりつかないので、ある意味、クライミングよりこのアプローチのほうが大変であったりすると思う。
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