吹雪の五ヶ瀬スキー場
今年の1月は寒波が連続的に到来しており、五ヶ瀬スキー場にも1月にしては珍しく、雪がたっぷりと積もり、全コースオープンとなっており、雪質も極上とのことである。
その五ヶ瀬を楽しむため、熊本のスキーチームが集団で来るとのmailがあった。しかし前日の宮崎の天気予報をみると、曇り時々雪で、五ヶ瀬の地理条件を考えるとあんまりスキーを楽しめるような天気ではないので、不参加にしておいた。
だが当日になって、天気予報をみると曇りのち晴れである。そして延岡でもたしかに午前10時を過ぎて晴れて来たので、これはスキー日和だ、と五ヶ瀬スキー場に行くことにした。
好天を期待してのスキー行くであったが、高千穂を抜けるころから、どうも話がおかしなことになってきた。
雪が降り出し、国道265線に入ると路面にも雪が積もっている。国道から五ヶ瀬スキー場への山道に入ると、積雪はともかくとして、雪の降りがさらに激しくなってきた。
そしてスキー場駐車場に着いて、車の扉を開けると、雪が真横から強風とともに入って来た。
…これは吹雪である。
吹雪ではあれど、せっかく来たからには1本くらいは滑ってみたい。とりあえずリフト乗り場まで行ったら、ちょうどそこで熊本のスキーチームの人と会った。
「吹雪でどうにもならないから、もう帰ります」とのことであった。
スキー場に着けば、やはり吹雪であった。
五ヶ瀬スキー場はもろに脊梁山地の風の通り道に当たるので、こういうときは間違いなく吹雪の世界となる。
吹雪のなかのスキーなんてたまったものじゃないなあ、とリフトで隣に乗っていた人と愚痴を語りあうが、天気予報に関しては元々「曇りのち雪」であったとのこと。これは私の勘違いということでなく、山脈ひとつ隔てて宮崎は東側は晴れ、西側は雪だったわけだ。
数本滑ってはみたものの、視界が利かず、ぜんせん面白くなかったので、それで終了してさっさと帰った。帰れば延岡は予報通り晴れである。…なんかおもしろくなかった。
大事な教訓:天気予報はちゃんと現地のものを調べましょう。
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